αマリヤ崇敬の間違いを正すω

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241信仰虚弱
 マタイ福音書からも一点指摘しましょう。
 「(占星術の学者たちが)家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として捧げた。」(マタイ2:11)
 マタイ福音書は、ウルトラ男尊女卑のユダヤ人向けに書かれたものだということを考え合わせれば、上の記載は衝撃的です。学者たちは、父ヨセフと共にいた幼子を拝んだのではなく、マリアと共におられた幼子を拝んだのです(同時に聖母を拝んだ)。
 マタイの、聖母に対する深い尊敬の心が、ここに現れています。