ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のうち

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695名無しさん@1周年
>688 パレスチナ(カナン)はもともとアラブの土地ではない。史実と聖書が確実に
それを証明している。前4000年のシュメール粘度板には洪水の記録が残ってい
るが、神話のようなものであった。が、聖書は口伝で語られてきたそれらの話に、
神の具体的な説明がなされ、洪水の意味、地名、日付、ノアの系図までを示した。
このなかからセムの系図に、そしてアブラ(ハ)ムが出た。彼はカルデヤ人のウ
ルやカランに住んでいたが、主に告げられた。「わたしが示す地へ行きなさい」
創世記12・1から3 こうして彼はカナンへ入った。この時、まだカナンは誰
のものでもなく、遊牧民、旅人、小さな集落、であり、神によってアブラハムは
彼らと共存し、また治めた。創世記17・1から8 神との契約を結ぶ。一方、
アラブ人が地上に現れたのは、さらに後のことであった。アブラハムと女奴隷ハ
ガル(エジプトの女)との子がイシュマエル、すなわち今日のアラブ人の祖先で
ある。創世記16・12には恐るべき彼ら(アラブ人)についての預言がある。
「彼は野生のろばのようなひとになり、その手はすべてのひとに逆らい、すべて
のひとの手も彼に逆らう。彼はすべての兄弟に敵対して住もう」 尤もユダヤ人
が神に反抗し、かたくなになり、離散することも、神に責め続けられることも、
1948年のイスラエルが建国されることも、すべて預言されている。ところで、
神がパレスチナをアブラハムに与えた際、具体的に「エジプトの川からあの大川、
ユーフラテス川まで」と大きさまでも示しているが、彼の子孫は神に忠実ではな
く、紆余曲折がはじまるのである。つづく。