神道(古神道)の鎮魂・帰神について

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471名無し
「働くことは、人を成長させるか」については、大半の人の場合成長すると
思います。このような疑問を持った場合、自然界の現象を見てみればヒントが
隠されています。出口王仁三郎は、「神はなにも隠していない。自然一つを
とっても神意が隠されている。」といっています。よく言われることですが、
川にいろいろな形の石があるからお互いに接触して角がとれて、丸くなります。
もし同じ丸い石ばかりでは、変化は少ないでしょう。水についても、絶えず動いて
入る水は、腐りません。動かない水は腐ってしまいます。自然には全て神意が
隠されていると考えると、どんなことも反省の材料になります。いつもこういう
考えをもつ事は難しいですが、そうなりたいと心がけています。
「一生懸命働いてきた大人が何故あんなにも人間的に成長してないのは何故ですか。」
については、成長していない人は、少数だと思います。成長しない理由は、我が強い
、信仰心がない、動機が不純、行いの問題です。先ほどの川の石の話に戻れば、
硬すぎる石(我が強い人)は、いくら他の石と接触してもなかなか丸くなりません。
それに成長したかどうかは、我々ではなく神々が判断されることです。
また我々が判断しても、何をもって成長というかです。「成長してないと
感じる人」でも私たちの知らない面ではすばらしい面があるはずです。人間は
多面体なのです。自分が見た一面だけで全てを決めることは危険です。
見た目ただの「おじさん」が意外とすばらしい人物だったということも
あるでしょう。有名なレオナルドダビンチを「芸術家」と言う人も
いれば「科学書」「予言者」と言う人もいるのです。人間は多面体です。