神道(古神道)の鎮魂・帰神について

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327名無しさん
兇党界(邪霊の世界)と人間
兇党界の霊とたびたび交渉をもつと離れることができなくなってしまい、
しまいには兇霊は修行とか何とかいうて、人間を山の中などにおびき出し、
殺してしまうのが落ちである。
伏見に滝本春海という行者があって、朝の十時頃から三時頃まで病人の
祈祷などして金を儲けるが、それがすむとその金をもって方々の飲食店に
ものを食べに行く。天ぷら、そば、すし、しるこ、とあらゆるものを
食べて、儲けただけの金を使ってしまわねば止まぬので、どんなにおそく
なっても、これだけの行事をすまさねば、腹中の霊が承知しないのであった。
 気の毒にも、彼はまったく兇霊の容器(いれもの)であった。
金を儲けさすのは、春海の肉体を使用して自分らの欲望を満足させんがためで
あるのだ。
 三十年前の話で、その時五十歳ぐらいであって、もうとうに故人となったが、
兇党界の霊と交渉をもつ人へのよい戒めであると思う。

出典 昭和9年玉鏡

霊感のあるお人は気をつけてくださいね!
自分はないが