異言

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始めて「イエス」という悪霊に出くわした時、私はいささか当惑させられてしまった。私が語りかけていた悪霊は、イエスは自分と一緒にここにいると主張しつづけていた。私はこの悪霊に、おまえは嘘をついているのだと告げてみたが、悪霊はただ、自分は真理を真理を語っていると断言し続けるだけだった。・・・私に真理がひらめいた。イエスはその中にいるのだ!イエスという名の悪霊が。・・・私の言っているイエスとは、栄光の主なるイエスであるとはっきり指摘しなければならなかった。ただちに、あざ笑う声は止み、悪霊たちは主の主、王の王なる方の御前に震えあがったのである。