◆◇親鸞会とは?(親鸞会総合スレ)◇◆

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ものの本から抜粋。

親鸞は天性の話し上手である。彼に面接して、親しく教えを聞いたものは、「面授口決」の後継者といわれ、
それぞれ道場を設け、大勢の信者を集め、法義を説いた。
彼らも親鸞と同じように肉食妻帯して、農業、商業にはげむかたわら、
浄土真宗に帰依した人々とともに、法論をかわしあった。
道場は、その主人の私宅を使うものが多く、信者が入りきれなくなると、別棟の小屋を立てる。
親鸞は、延暦寺を出て後、伽藍仏教と絶縁する決心をしていた。
彼の理想とするのは、遺体を鳥や犬に食わせた賀古の教信の生涯である。
諸宗の宗祖は、いずれも伽藍を建立しそこを久住の法城とする考えを持っていたが、
親鸞は、そのようなおこないが、正信念仏の本義に即しないとした。
現世に声威を誇るのは、幻影を楽しむようなものである。道場主となった後継者たちに、親鸞は言った。
「道場がなくばいかにも手狭なるときは、小棟をあげてつくるべし」
だが、道場主となった者は、その拡張をひたすら願う。専修念仏の教えを聞いたことのない者を、
門徒に誘い入れるばかりでなく、同門の他の道場の門徒をわが傘下にひきいれようとしての争いもおこった。
道場主にとっては門徒から献ぜられる布施物をふやすことが、重大な問題であった。
親鸞は、そのうわさを聞き吐きすてるように言った。
「施入物の多少に従い、大なる仏にもなれば小なる仏にもなると、申すともがらもおると聞くが、
さようなる者は同胞ではないわ」

親鸞会の現状と同じようだな。