◆◇親鸞会とは?(親鸞会総合スレ)◇◆

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284キャイーン
5について

・妙好人は、緻密な教学を学んで法を説いている訳ではありません。自分の心の境地をその場その場で話しているだけですから、妙好人の言質をあまりよりどころとされない方がよいかと思います。捉え方によっては、かなり誤解しやすいとも考えられるからです。
・譬えというのは、あくまで譬え。全てをカバーしているわけで無く、不完全です。硫黄は卵の腐った様なにおいがする。卵は食えるけど、硫黄は食えん。ただ、硫黄のにおいのみに関して説明する為に、卵の腐ったのに喩えているだけです。

「阿波〜」の話はどういう話か詳しく知りませんが、「地獄、極楽なんて本当にあるのか?(地獄、極楽と言っても、単に心の世界だけの事じゃ無いか。単なるおどしとか、おとぎ話じゃ無いのか)」
という問いに対して、「阿波の向こうに徳島がある」様に実際にあるんだ。と言った言葉だと思います。つまり、焦点は「あるか、無いか」という問いに対して、庄松流に「ある」と答えたという事です。
もちろんこれは物理的な事では無いでしょう。そして、喩え話というものには、欠陥があるのです。
親鸞会の教えは「親鸞、覚如、蓮如上人」の教えの上に成り立っているのであって、妙好人の言葉はあくまである妙好人(と言われる人の)言葉でしかありません。これら妙好人の言葉で知るのは、教義の細かい部分よりま、その心の境地です。