真如苑から、脱会させたい。

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246名無しさん@1周年
書物のことを書いたついでにもう一言。
身内が信者で、家族だからということで勝手に信者ということにされている、
というのは確かに迷惑に感じることかもしれませんが、別の見方をすれば、
信者以外はアクセスできないことになっている情報にアクセスできる権利がある
ということでもあります。確かに、基本知識だけでも数百ページにもなる本を
読まないといけないし、中には漢文体の表現もあるし、しんどいというのは
あるかもしれませんが、本当に身内の信仰の自由を左右したいと思うなら、
ある程度理解を示してあげることを通して相手の内側に入っていかないとだめです。
ただし、はすっぱに読んで、おかしいじゃないか、と言うのはかえって反発を
招き逆効果です。「北風のたとえ」のように、コートを脱がすために北風を吹かせる
のと同じです。同様に、何とかしてネットから悪い噂を仕入れてきて、それを
聞かせれば考え直すのではないか、と考える人もいるかもしれませんが、これも
かえって距離を広げるだけで逆効果だと思います。
書物を読んで理解して、といっても理解できない事はあるでしょう。
そういう時は、一般の書店に売られている仏教の入門書を読んで、それをもとに
信仰を持つことについて少なくとも理解を示す態度を表した上で、
真如苑ではどう教えているのか聞くのでもいいでしょう。
瀬戸内寂聴さんの「痛快・寂聴仏教塾」今東光さんの文庫本になっている
「毒舌・仏教入門」なんかは読んでおいて損はないと思います(そんな本読まなく
てもいい、とか言われたら、お二人とも苑にゆかりのある方だ、と切り返してあげま
しょう(笑))。まあそんな風にして、相手の内側に入り込んで、相手が信仰を持つに
いたった動機を相手に語らせ、そのために自分が何ができるか考えることは、
そういう家族の問題を解決するための近道かなと思います。