93 :
91の補足:
90=91です。
「ビージャ・マントラ」についてちょっと補足しておきたいと思います。
マントラは神々に捧げるとともに、「神そのもの」でもあり、その神に付随する
他の意味も含んでいるようです。
今手元にあるシヴァナンダ著「ジャパ・ヨーガ」(P.97)から一つ例を引いてみますね。
とりあえず「シリム」を例にとって。(サンスクリットでは「シュリーン」と発音されるのではないかと思います)
「S」の音はラクシュミー女神を、「R」の音は富を、「Ee」の音は満足を、
「M」の音は、悲嘆を除きさる者、という意味をあらわすそうです。
何かのご参考になればと思い、補足させていただきました。