生長の家について語り合いましょう

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「ソフィア」さんへ。善が「実在」であり、悪は「非実在」である、という考え方は、プラトンの「イデア論」と同種の思考型ですね。しかし、現実に悪はあります。不当な殺人・虐殺、虐待、差別、強奪、悪口等々。「実在(イデア)」と「非実在」という概念は、結局空想的な理想論に過ぎません。そもそも善を実在で、悪を非実在であるとすること自体、何ら論理的・実証的根拠がありません。全く逆の命題、すなわち「悪が実在であり、善は非実在である」という命題もまた論理的に成り立つからです。私個人としては、「善」と「悪」というのは、人間自身が選ぶ相対的な概念(価値)にしか過ぎないと思っています。