宗教学という研究分野について語ろう

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ルビィ
社会学や言語学があるように「宗教学」という学問も存在すると思いますが、
このスレでは宗教学の果たして来た役割と今後の展望を語りたいと思います。
大学研究者・各学会所属者の視点からでも、信仰者の視点からでも、
なんでも歓迎いたしますが、なるべく理論的にお願いします。
あの事件以後、「宗教」にはすっかり悪いイメージがついてしまいましたが、
宗教学の今後、またはその研究分野について話し合いませんか。よろしくお願いします。

では、とりあえず・・・研究者の皆さんへ。
宗教を研究していて、どうですか?
各々の研究分野などを書き込み情報交換しましょう。
2名無しさん@1周年:2001/08/12(日) 23:44
>あの事件以後、「宗教」にはすっかり悪いイメージがついてしまいましたが、

どの事件よ?
3ルビィ:2001/08/12(日) 23:48
>>2
宗教意識の調査によると、「オウム真理教」(現「アレフ」)の地下鉄サリン事件以後、
「宗教=危ないもの」というイメージが人々にしみついてしまったとのこと。
最近になってやっと、そういった負のイメージが払拭されつつあるようです・・・

ちなみにここでは、特定の宗教団体や個人への批判は行いたくないですが・・・
もちろん板を荒らすつもりもありません
4名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 06:12
研究者が「内在的理解」といって特定教団に近づいて
失敗した例や研究者の書き物が教団の教義整備に利用されたりと、
宗教学は「客観的」にデータを扱えない人文科学のなかで
研究対象との距離の取り方がもっとも難しい学問だと思います。

宗教学の先生がこんなに我々のことを認めて下さっている・・・
だから我々の教団はもっと自信を持とう、というような教団も実際ありますね。
5名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 06:31
研究して何をしたいんだ?
  興味があるだけ?
    ヲタってこと?
      死ねば?
6ルビィ:2001/08/13(月) 10:11
>4
それは某学会でも今後の課題として取り上げられたテーマですね。
某カルト教団はまさしくそれをやったそうですが・・・
現アレフの信者にインタビューを試みて「なんだお前!」などと怒鳴られた研究者もいましたが。
どう距離をとったらいいのかというのは非常に難しいですね。
参与観察をし過ぎると「ミイラ取りが・・・」という結果になりかねませんし。
あと、宗教関係の調査ってわりといい加減なものもありますね・・・
社会調査について詳しく知らない研究者がいい加減に統計をとっているものなんかも
あったりしますし。

>5
ヲタじゃありません。興味本位じゃありません。宗教研究者を志している者です。
あなたこそ知識もないくせに、知識のある人間を妬んで煽っている「ヲタ」そのものですね。
書き込みの内容の理性の無さ、または研究と言う行為についての理解の無さから、
あなたが低俗かつ卑劣で教養の無い人間であることが手にとるようにわかります。
実際、よくいるんですよね。こういう人。あなたもその一人です。
「信仰者」からみたら研究されるのがむかつくのはわかりますが勝手に死ねとか言わないで下さい。
4の書き込みの言葉をそっくりそのままあなたにお返しさせていただきます。
あなたみたいな人が居るから宗教は危ないとか言われてしまうことに早く気がついてください。
というより、あなたのその書き込み自体も研究材料になりますね。
「宗教関係の研究は、人を不快にさせるか否か?」というテーマで。
これ以上低俗かつ卑劣で知識、理性のかけらも無いレスは必要ありません。
おそらく「もちろん板を荒らすつもりもありませんと」いう一文を見て、逆に
荒らしてやろう、と考えたのでしょうね。そんなことでしか自己主張できぬあなたは非常に哀れです。
反論があるなら自分の立脚点を明らかにした上で、理論的に議論していただきたいものです。
いきなり「死ねば?」と書き込みするような理性のかけらも無いお方にはまず無理でしょうが。
「朝まで生テレビ」のそれと同じで、ただ相手を不快にさせれば議論でも勝った、とか思っているのでしょうね。
7通行人:2001/08/13(月) 10:29
>>1
2ちゃんねる初心者か?
ヴァカの煽りにむきにならんでよし。
放置しとけ。
8三流神学者:2001/08/13(月) 10:32
>>1
マア落ち着いてください…
気持ちはわかりますが、こんなの相手にしていると、まともな人も書き込めなくなってしまいます。

私は、神学を専攻した者ですが、興味を持って見させていただきます。
専門は宗教学ではありませんので、発言は控えますが、
私の専門で、何か必要なことがあれば、発言させていただきますので、よろしく。
9ルビィ:2001/08/13(月) 10:44
>7
すみません、確かにまだ2ちゃんねるは初心者です。
むきになっているみたいでした。

>8
申し訳ございません。落ち着くように致します。
ご迷惑おかけいたしました。

以前、小生がキリスト教系の大学(カトリック神言会)で講義を受けた際、
キリスト教の教義について少々質問したところ「信仰は心の問題です」と一言で言われてしまいまして、
信仰をお持ちの方とお持ちでない方との「研究」に対する視点・立脚点の差異を感じたことがありました。
我々は宗教を研究対象として見ている者ですので、そのあたりはやはり気をつけなくては
ならない点だと思いました。
神学がご専攻とのことですが、今後、ご教授お願いいたします。
10名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 11:15


>>6
正直、貴方に宗教の正確な理解は無理だと思いますよ。
知識や、統計技術の問題ではなく、研究者としてのスタンスの問題です。

>あなたこそ知識もないくせに、知識のある人間を妬んで煽っている「ヲタ」そのものですね。
貴方には知識優位の人格態度が顕著ですよね。
オウムに見られるとおり、新新宗教の信者には知識エリートが多いものです。
「自分の方が知識があるから、ネタんでる」という態度は、認識に歪みを齎すでしょうね。

>書き込みの内容の理性の無さ、または研究と言う行為についての理解の無さから、
>あなたが低俗かつ卑劣で教養の無い人間であることが手にとるようにわかります。
理性的な内容、研究への理解なんてものに、信者が従うとでも思ってるのですか?
それらの価値を彼らが知っても、協力することはないでしょうね。
彼らは従うのは、教祖(教団ないでの地位)や教え、霊的な素晴らしさなのですから。
「低俗かつ卑劣で教養の無い人間」はダメな人間ですか?

>「宗教関係の研究は、人を不快にさせるか否か?」というテーマで。
>これ以上低俗かつ卑劣で知識、理性のかけらも無いレスは必要ありません。
人はモルモットじゃないよ。自由に話すし、レスもする。
「宗教関係の研究は、人を不快にさせるか否か?」というテーマの前に、
「貴方の人格は、人を不快にさせていないか否か?」を内省してみたらどうでしょうか?

>おそらく「もちろん板を荒らすつもりもありませんと」いう一文を見て、逆に
>荒らしてやろう、と考えたのでしょうね。そんなことでしか自己主張できぬあなたは非常に哀れです。
>反論があるなら自分の立脚点を明らかにした上で、理論的に議論していただきたいものです。
かなり妄想癖があるようですね。検証的態度をレスに感受できません。
理論的な見解、理屈による主張がいつも通るとでも思っているのですか?

# 貴方の批判はすべて貴方にも当てはまります。そしてその態度はオウム信者に
   よく見られるものです。現時点で、貴方がオウム信者である可能性を否定できません。
11ルビィ:2001/08/13(月) 11:53
残念ながら、はずれです。小生はオウム(現アレフ)信者ではありません。
某国立大学の文学部の学生です。
僕は5の「煽るような」書き込みに対し、非常に不快な気分になりましたので、反論させて頂いたまでです。
5の書き込みに不快感を感じていましたので、確かに感情論になっていた点は否めません。
その点はすでに述べ、謝罪しているはずです。
また、5を「信仰者」と呼んだのは確かに不適切でした。しかし、「5=信仰者」という「断定」はしていません。
いきなり「煽られた」ので、5のお望みどおり「マジレス」で「お返し」しただけですから。
しかし、あなたからも「揚げ足とり」の典型とも言えるレスを頂きました。

あなたこそ、いきなり
>「正直、貴方に宗教の正確な理解は無理だと思いますよ。
>知識や、統計技術の問題ではなく、研究者としてのスタンスの問題です。」

と決め付ける辺り、なんとも独善的ですね。妄想癖があるのは、失礼ですがあなたの方でしょう。
研究者としてのスタンス、立脚点というものはすべて同じでなくてはならないのですか?
研究者としてのスタンスさえ(あなたから見て)「良け」れば、調査法や知識は問題でないのですか?

>「低俗かつ卑劣で教養の無い人間」はダメな人間ですか?
などというのは5のような書き込みをした当人に宛てられたものです。

>理性的な内容、研究への理解なんてものに、信者が従うとでも思ってるのですか?
>それらの価値を彼らが知っても、協力することはないでしょうね。

「宗教研究=特定の教団研究」とだけ認識している時点で、あなたは「研究」に対する視野が非常に狭いですね。
一言で宗教研究と言っても、社会学的見地・文化人類学的見地とある筈です。
宗教研究とは、特定の宗教教団のみを研究するものなのですか?
あなたにとっての研究者のスタンスと言うのは、特定の宗教教団に対してのみ適応するものようです。
12ルビィ:2001/08/13(月) 11:56
>彼らは従うのは、教祖(教団ないでの地位)や教え、霊的な素晴らしさなのですから。

この部分からも、「宗教研究=ある特定の宗教団体」としか認識していないあなたの「スタンス」が
よくわかります。あなたにとって宗教団体以外は宗教ではないのですか?
それがあなたの「研究者としてのスタンス」だと言うなら、否定はしませんが。

確かに信者に理解していただけないケースは多々あります。前述のように、罵倒される者もいます。
しかし文化人類学的なそれであれば必ずしも「研究への理解がない」とはいえませんね。

第一、彼らが我々に積極的に「協力」するようではいけないのですよ。
それこそ、教団宣伝の為に利用される可能性も出てきますし、
参与することで対象に影響を与えるという、参与観察をするにあたって最も
重大なミスを犯すことになるのです。

さらに「妄想癖」などという言葉をだしていますが、
こんな短い書き込みで当方を「オウム(現アレフ)信者」である可能性があると
指摘し、「オウム信者に良く見られる」と「分析」するあたり、おそらくカルト宗教を
専攻した方か、または朝日新聞のドキュメンタリーでも読まれたのでしょうね。

あなた自身の書き込みも、他人を不快にしていますよ。こんなレスをして
「妄想癖」「オウム信者」などと書く時点で、あなたも同じ穴の狢なんです。
「自分だけは違う」と思い込んでいるかもしれませんが。
13名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 12:01
>某国立大学の文学部の学生です。

学部生?
院生?
14ルビィ:2001/08/13(月) 12:08
>13
学部の4年です。
お知り合いにお心当たりでもあるのでしょうか?
ちなみに、小生は男ですが。
15三流神学者:2001/08/13(月) 12:19
>>14
本格的に研究なさりたいのであれば、やはり、院に進まれた方がいいでしょうね。
…言わずもがな、ですか?

>>9
神学は、確かに信仰を必要とする学問です。
信仰を求めずに、キリスト教を考えるのは、キリスト教学ですね。
最近では、この両者をごちゃまぜにしている研究者の方もいらっしゃるようですが
(先日、そういう助教授の方にお会いして、あ然…としました)。
何かのご参考になれば、と思いまして。
16ルビィ:2001/08/13(月) 12:20
確かに小生はまだ学部の「ドキュソ」ですから「煽り」に対し感情的になってしまう
ときもありました。それについては何卒お許しください。

ともあれ、インターネット上に多々おられるであろう先輩方に、宗教研究に
ついていろいろ聞いてみたいと思ってこのようなスレッドを立てたのですが、
5のような「煽り」や10の「揚げ足とり」「研究と対象への視野の狭さ」
(もうひとつ付け加えれば物事を相対的に見られない、と言えます)
が多く、半ば失望しています。
やはり「2ちゃんねる」では「煽り」「揚げ足とり」をするなというのは、
無理なのでしょうか。

「2ちゃんねるではこんなことは無駄!」と思ったなら下げて下さっても結構です。
お騒がせしてすみません。僕も一応下げておきます。
17三流神学者:2001/08/13(月) 12:23
>>16
変な奴もかなりいます。
でも、まじめに応答する人もいます。
まあ、変な奴のことは、頭から無視してかかる。
それができるか、できないかでしょうね。
私はまじめに見てますから。
18ルビィ:2001/08/13(月) 12:27
三流神学者(とお呼びしていいものか・・・)さん
レスをいただけて誠にありがたく存じます。非常に参考になります。

「神学」と「キリスト教学」を混同すること自体、そもそもの間違いで、
神学というのは「神なくしてはありえない」ものなのですね。
当時まだ学部1年だった小生はそのことを混同していたため、神学研究をしておられる
教授に対して愚問を浴びせてしまいましたことを恥ずかしく思います。
以前、三位一体と救いに関する論文を読みました。
神学はまだ勉強中ですので今後やっていきたいと思います。
19三流神学者:2001/08/13(月) 12:36
>>18
私も忙しいので、今日はほんの少しだけ、ルビィさんのご参考になりそうなことを、
一言書かせていただきます。
カール・ラーナー(1904〜1984)という、カトリックの神学者(イエズス会)は、
神学を次のように説明しています。

神学とは、信仰において受け取られ、把握された神の啓示について、
自覚的で方法を踏まえた解説のことであり、解明のことである。

彼は一応カトリックですが、この考え方は、広くプロテスタントにも
受け入れられているものです。
では、いずれまた。
20名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 12:40
>学部の4年
ぎりぎりだな。貴方のスタンスで、院生なら、研究をやめた方がいいだろうね。
学部の4回生なら、永山則夫ばりに本の虫になって、頑張ればなんとかなるかもしれない。

>その点はすでに述べ、謝罪しているはずです。
悪い、謝罪のレスは書きこみ時間的に見落としてた。
>研究者としてのスタンス、立脚点というものはすべて同じでなくてはならないのですか?
全く必要ない。ただし、科学の分野で成立するスタンスが必要では?
貴方のスタンスには、人文科学を扱う人間としての配慮が欠落してませんか?
>研究者としてのスタンスさえ(あなたから見て)「良け」れば、調査法や知識は問題でないのですか?
目的と手段の関係に注意されたし。手段は手段にすぎない。
スタンス(研究者として一生をかけること)から、知識の構成や正確な調査法はついてくるはず。
>>「低俗かつ卑劣で教養の無い人間」はダメな人間ですか?
>5のような書き込みをした当人に宛てられたもの
宗教を研究対象とするとき、信仰する必要は全くないが、ある程度の宗教の知識は必要なはず。
「無知の知」という言葉をご存知か?
この言葉を知るものに貴方のようなレスをすることには抵抗があるのが普通ではないでしょうか?
>「宗教研究=特定の教団研究」とだけ認識している時点
宗教における団体とは何かを考えてみよ。団体のない宗教というのを例示してみよ。
人類学的に比較するにも、団体の問題は重要な指標では?
「教え、霊的な素晴らしさ」と団体との関係を簡潔に論述できますか?
>しかし文化人類学的なそれであれば必ずしも「研究への理解がない」とはいえませんね。
意味不明。
>第一、彼らが我々に積極的に「協力」するようではいけないのですよ。
「協力」を求められても「協力」せずに、情報を集めるのは、彼らではなく貴方なのですよ。
>おそらくカルト宗教を専攻した方か、または朝日新聞のドキュメンタリーでも読まれたのでしょうね。
他の可能性は考えられますか? オウムの教義的な特徴は何ですか?

# まだ貴方がオウムである可能性は払拭できてませんよ。
21三流神学者:2001/08/13(月) 12:51
>>20
おっしゃっておられることは、全て的を得ていると思います。
しかし、ルビィさんが、本当に宗教の研究者を志しておられるのか、
それとも、オウムのメンバーなのか、あるいは、それ以外のお化けなのか…
議論をしてみないと、本当のことは分からないのではないでしょうか。
そして、偽物なら、議論を少しすれば、化けの皮ははがれると思いますよ。

…もうはがれてる、って?
22名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 13:03
>>21
ワラタ…

>しかし、ルビィさんが、本当に宗教の研究者を志しておられるのか、
ウソでも本当でも、相手がそうレスしてるのだから、その筋でいけば良いかと。

>それとも、オウムのメンバーなのか、あるいは、それ以外のお化けなのか…
オウムの話は、半分本気ですが、もう半分はカルト信者を相手するときの警戒と
批判的態度を体現してきたつもりです。(笑)

>議論をしてみないと、本当のことは分からないのではないでしょうか。
分かるためのに相手の筋に合わせて確認しながら、議論を進めてたつもり
ですが…、、、マズかったですか???

>そして、偽物なら、議論を少しすれば、化けの皮ははがれると思いますよ。
>…もうはがれてる、って?

俺には逃げ口上が眼につきますね。。。。後はお任せします。
真贋を確かめてくださいな。。
23初学者:2001/08/13(月) 13:05
すいません。
横レスですが、悪質なカルト宗教に洗脳されないための宗教知識の
ミニマムみたいなものがあれば教えてほしいのですが。
確か、オウム事件のころ現参議院議員の舛添要一氏はシェークスピアを
若いころから読んで、批判的精神を身につけよと言っていました。
批判的精神と言っても漠然としています。
ここにおられる方はカルト宗教にひっかからないように注意を促す
ならば、どのような手法を考えますか?
24ルビィ:2001/08/13(月) 13:18
>ぎりぎりだな。貴方のスタンスで、院生なら、研究をやめた方がいいだろうね。
>学部の4回生なら、永山則夫ばりに本の虫になって、頑張ればなんとかなるかもしれ

高圧的ですね。全国の大学院生に対して失礼です。
あなたからみて気に入らないからと言って、「やめた方がいい」というのはなんとも独善的です。
あなたは、大学院の方ですか?それともどちらかの大学の教授ですか?
「やめたほうがいい」などと言うからには、あなたの今の立場・職業・研究歴などを
提示なさってください。そうでなくては、ただの陰口でしょう。小生は既に自分の立場を
明らかにしているのですから。
それから、あなたのそのお言葉をありがたく頂戴いたします。
しかし、小生から見て、あなたがたいした研究をしていないだろうということは
なんとなくわかりますが。

>貴方のスタンスには、人文科学を扱う人間としての配慮が欠落してませんか?
人文科学を扱う人間としてのスタンスとはどういうものですか?
「相手(対象)に心情的になりすぎるとミイラ取りがミイラに、ということになるが、
だからといってモルモットのように扱うのはいけない(相手も人間だから)」
どこからどこまで参与して、どこからどこまでを客観視するか、というのが宗教研究の難しさだと、
以前のレスにもありました。読んでいないのですか?
>スタンス(研究者として一生をかけること)から、知識の構成や正確な調査法はついてくるはず。
研究者として学会に参加している方でも、正確な調査方法、知識をお持ちで無い方はいらっしゃいます
神学とキリスト教学を混同している助教授がいると、前述の三流神学者さんのレスにもあるでしょう。
研究者にとって大事なのは「目的」、手段はそのうちついてくる・・・というのが通用するのですか?

>宗教を研究対象とするとき、信仰する必要は全くないが、ある程度の宗教の知識は必要なはず。
>「無知の知」という言葉をご存知か?
5の書き込みとどういう関係が有るのでしょうか?「ヲタ」と言った事ですか?
ですから、「煽られた」ので「マジレス」で「返した」だけですよ。そう書いてあるでしょう。
25ルビィ:2001/08/13(月) 13:21

>宗教における団体とは何かを考えてみよ。団体のない宗教というのを例示してみよ。
>人類学的に比較するにも、団体の問題は重要な指標では?

標本調査を行う際には、母集団の規定がまず第一ですから、ある特定の団体が母集団になるのなら
そこに注目しなくてはいけないでしょう。

団体の無い宗教?じゃあ、まずは宗教の定義を提示してください。
現代の傾向では「教団嫌いの神秘好き」というように、「宗教団体」として認定されないが、
個人サークル程度の少人数でなにかしらの超自然的なものを信仰している人たちもいます。
そういう人たちの「信仰」を「宗教」に含めるのか否かをまず考えなくてはなりませんよ。
個人が「私は神だ」というのは「宗教」に含めるか否か?という問題もあります。
団体のない宗教というのを例示してみよ。と簡単に仰るなら、まずあなたが「宗教」の定義をするべきでしょう。
「団体という問題」ではなく「なにを団体と定義するか」ということでしょうね。

>「教え、霊的な素晴らしさ」と団体との関係を簡潔に論述できますか?
教祖や教え、霊的な素晴らしさという「タテ」つながりと「団体」という集団の場における
人間の相互関係、つまり「ヨコ」つながりとは別問題だと思います。
「教えが素晴らしいから」その団体に所属している信者と、
「上祐さんがいるから」その団体に所属しているギャルとは違うものでしょう。
一枚岩で見すぎでは有りませんか。
26ルビィ:2001/08/13(月) 13:21


>しかし文化人類学的なそれであれば必ずしも「研究への理解がない」とはいえませんね。
フィールドワーク調査で、インフォーマントから話を聞くときに、彼らが「話す」だけで
すでに「協力」してくれたことになるでしょう。

>「協力」を求められても「協力」せずに、情報を集めるのは、彼らではなく貴方なのですよ。
彼らに協力するとは、具体的にどういうことか提示してください。教団の宣伝をすることですか?
「どの程度参与し、協力するか、その辺りの兼ね合いは難しい」とは、前のレスでも何度も言っています。
ちゃんと読んでください。

>他の可能性は考えられますか? オウムの教義的な特徴は何ですか?
「人格」「妄想」と書く辺り、心理学も学ばれたのかもしれませんね。
オウム(現アレフ)の教義で、彼ら特有のものがあるとは思いません。
仏教(ヴァジュラヤーナ)の教義を、教祖である麻原氏が独自に解釈して伝えたのだと思っています。
小生はあなたの身分について、クイズをしているわけではありませんよ。

# まだ貴方がオウムである可能性は払拭できてませんよ。
どうしてそんなに当方を「オウム(現アレフ)」としたがるのか、あなたの異常な執念がわかりません。
また、なぜ「オウム(現アレフ)」と規定するのか。他のカルト宗教をご存じないのですか?
あなたの定義する「オウム(現アレフ)」を提示してください。
27ルビィ:2001/08/13(月) 13:29
三流神学生さん>
もちろん本気ですよ。ただ、「将来が無い分野だろう」ということは
すでに大学院に進まれた先輩から釘を刺されましたが。
>21
あなたは小生を「逃げ口上」と批判し「カルト信者を相手に」と
さもご自分が「自分は宗教研究をわかっている」と仰っている態度ですが
小生にはあなたが「揚げ足とり」に見えます。
そして、「オウム(現アレフ)」にこだわることから、あなた自身が他のカルト
信者であるかのように感じます。
あなたもそうですが、宗教研究者って、こうしてみると「50歩100歩」ですね。
28ルビィ:2001/08/13(月) 13:36
三流神学者さんは、神学について知識の薄い小生にいろいろとご教授くださり、
誠に有難うございます。

逃げ口上というより、21の方は研究者にしてはあまりにも軽率に言葉を使用しすぎるのです。
「宗教における団体とは何かを考えてみよ」と言ったり「団体の問題」など、
はっきりとした問題提起もしないうちにこのような言葉を使われては、
一体何が議論したいのかわかりません。

「団体の問題」とすべて一括りにしていますが、まずは「宗教における団体」というものの
定義を、あなたから提示するのが筋だと思いますが。
それとも、「合わせてやってるんだから、自分で考えろ!」というわけですか?
それなら小生は自分なりに考えてみますが。

小生もはっきりいってあなたからのレスは欲しくありません。
今後もお互いに「50歩100歩」の「水掛け論」になりそうですから。
では。
29ルビィ:2001/08/13(月) 13:42
まあ、学会でもこのような議論はよく耳にしますので、いい勉強になりました。
30堕靡泥の星:2001/08/13(月) 14:01
馬鹿馬鹿しくて面白い。
31通行人:2001/08/13(月) 14:05
確かに、部外者から見たら目糞鼻糞。研究者気取りうざい
32名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 16:07




―――――――――――― 終了 ―――――――――――
33名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 17:47
>ルビィ

まず宗教を定義できる?操作的定義でいいよ。
次に無宗教を定義できる?これも同じく。

注意) 笑いものにならないようにね。
34名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 17:52
貴方はオウムじゃないようですね。
オウム信者は貴方ほどうウマシカじゃないよ。
35ルビィ:2001/08/13(月) 19:27
>33
というよりも、小生のような不勉強者の学部生が、軽々しく「宗教/無宗教を定義づけするという行為」自体が、
あなたや21の方のような、(おそらくプロの)研究者またはそれ相応の知識のある方から見たら既に「笑いもの」
なのではありませんか?

操作的定義ならば、「〜〜〜なら、××を宗教と定義づけられる」と言うべきなのでしょうが
まずどのような視点から「宗教」を捉えればよいのでしょうか?
心理学的な定義、社会学的な定義、哲学的な定義、といろいろな定義の方法があると思いますが・・・。
それがなくては、定義づけは不完全かつ、曖昧なものとなると思うのですが・・・。

あなたでしたら、どのような見地で、どう定義づけられますか。
(こういう書き方を「逃げ口上」と申されるのでしたら、もうこれ以上の議論の継続はあきらめます)

小生はここでは「宗教」と言う言葉を、岸本氏の定義に基づいて使用しています。
「自分の定義もない癖に・・・」と批判されるのでしたら、全くその通りです。
以後勉強せねばならない点です。

そこで、21の氏も「団体で無い宗教とは?」と仰るので、氏の「宗教の定義」をお聞きしたいと思ったのです。
21の方はプロの研究者のようですので、もちろんご自身の「宗教の定義」があると思ったものですから。

研究対象や研究分野が異なる為、お互いに水掛け論になっているとしたら、
これ以上の論議は不毛なのかという気もしますが・・・。
36ルビィ:2001/08/13(月) 19:30
>34
このスレッドに来ている方は、皆さん小生を「馬鹿にする」為にいらっしゃっているようですね。
もちろん、あなたも含めて。ですが、もう6のような感情的な書き込みは致しませんので、
煽りは無駄であるとお考え下さい。

皆さんは、よほど小生の物の言い方、書き方(特に6)等がお気に障られたようですが、
その点についてご気分を害された事に関しては、すでに謝罪いたしております。

6の書き込みをしたときの小生も含め、匿名の掲示板というものが、これほどまでに
攻撃性を増すものだとは思いませんでした。(自分自身の反省も含め・・・)
以前、「政治思想」に小生の友人が書き込みをしましたが、罵詈雑言を書かれ、嫌な気持ちになったそうですが、
やはりネットの掲示板とはこういうものだと思って、慣れるしかないのでしょう。
それとも、普段の社会生活においても、学会発表の場においても、このような言い方をされておられるのですか?

しかし、小生を「馬鹿」「笑いもの」と仰る前に、まず自分自身の研究歴、研究対象、
所属や立場などを明示する必要が有るのではありませんか。
(小生は既に「某国立大の文学部四年」と、明示したので・・・。
この程度の情報も無いものは相手がどういうお方か判断つきかねますので)
それがないものは、「便所の落書き」と同じと言う気がします)

「うざい」とご迷惑のようですので、一応「下げ」ておきます。
37ルビィ:2001/08/13(月) 19:37
小生は、軽々しく「定義付け」をしたりする前に、皆さんのような研究者の方からの意見を
お伺いしたいのですが。

ここで「研究について教えて」などと書くと嫌われると思い、1には「情報交換」「話し合い」等、
と書きましたが、実際には学ぶことの方が多いですので。

※失礼な物言い、書き方等ございましたらその点はお許しください。
38ルビィ:2001/08/13(月) 19:40
31の方ように「うざい」と言われるのでしたら、無視してくださって結構ですが・・・。
その場合は、大変お手数おかけいたしました。
39名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 20:51
>>ルビィ

ここの連中に意見だの議論だのを求める事が無駄。
誰も真剣に相手しない。所詮はネットなんだから。
これ以上やってももっと"ウマシカ"にされるのが関の山。
それに、学会とやらでここで聞いた意見を言って通じるの?

今の状態じゃまだ"ちょいと知ってる学部生"レベル。
ゼミの教授にちゃんと指導してもらうとか、
大学院に進学した先輩に聞いた方が有益と思われ。
40名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 20:57
>>35

>まずどのような視点から「宗教」を捉えればよいのでしょうか?
>心理学的な定義、社会学的な定義、哲学的な定義、といろいろな定義の方法があると思いますが・・・。
>それがなくては、定義づけは不完全かつ、曖昧なものとなると思うのですが・・・。
貴方は「視野の広さ」に拘っておられますね。
けどね、視野の広さをもった上で、対象を絞りこむことはもっと大切なことですよ。
心理学的な定義をすれば(心理学のどの分野から絞りこむかも難題ですが)、
それなりに妥当な定義ができるでしょう。社会学的な定義も、哲学的な定義も。
そして、貴方は「宗教」に対してどのアングルからアプローチなさるのですか?
それが一番大切なことなのです。先ほどから述べてるスタンスの問題です。
あれも正しい、これも正しいと思うでしょう。その中で自分はどの「正しさ」を深く狭く言及できるのか?
そんな「正しさ」しか研究の分野では通用しないのです。
>匿名の掲示板というものが、これほどまでに
>攻撃性を増すものだとは思いませんでした。(自分自身の反省も含め・・・)
>やはりネットの掲示板とはこういうものだと思って、慣れるしかないのでしょう。
匿名掲示板の良さもありますよ。それは貴方自身が見つけてくださいな。
1つだけアドバイスするなら、匿名掲示板では、年齢も、学歴も何も関係なくレスがなされます。
そして貴方もその1人なのです。内容の面白さ、正しさ、そして「伝える」能力を大切にしてください。
例え相手がその筋の権威であろうが、内容がだらしなかったり、不必要な権威主義的決めつけが
れば徹底的に否定されます。これを良さととるか悪さととるか、貴方次第です。
相手が誰かが確認できる掲示板(ヤフーなど)もあります。
しかし匿名だからこそレスされる貴重な情報もあります。
41名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 20:58
現在稼動している、貴方の研究課題と関係ありそうなスレを紹介しておきます。
まずそこに参加してみてはいかがでしょうか?いつ横から飛び入りしても良いのが匿名掲示板です。
レス内容からすれば、かなりの見識の持ち主が集まってるようです。その中で貴方の内容の面白さ、
正しさ、そして「伝える」能力を再確認がしてみてください。きっと貴方の視野を広げてくれるでしょう。

「信仰する」とは、どういう事か?
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=psy&key=996326343&ls=50
偶然が起こる確率
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=psy&key=997442192&ls=50

尚、その手の話題の過去ログも多くあります。
キーワード検索してみてください。
2ch『心と宗教板』過去ログ倉庫総めにゅー
http://tirekick.virtualave.net/up/tmp/037.htm
42ルビィ:2001/08/13(月) 21:14
>39
ご指摘、どうもありがとうございます。確かにそのとおりです。
来週、大学院の先輩を訪ね、どのように研究をなさっているかを聞いてくるつもりです。

>40〜41
ありがとうございます。小生の不適切な言動等ございましたら、何卒お許しください。
小生は、大学院では宗教を社会学的に検証していきたいと考えています。ですから、
社会学的見地からの宗教の定義となると、やはりウェーバーやデュルケイムの定義から出発し、
あれこれと研鑚していくことになるだろうかと思っております。

「なるべく視野を狭めなさい」というご指摘、ゼミの教授や院の助手の方からも頂きました。
小生は、やはりまだ「対象が広すぎる」との事。対象をさらに限定しなくては、
論文においても、研究対象の外観を述べるに留まってしまうだろうという事は、容易に想像がつきます。
研究対象については、まだ検討中ですので、なおさら「あっちも、こっちも」という見方をしてしまうのでしょう。
「何を対象にし、どのような方法で、どんな見地から研究するか」と言う事が、今後一番考えればならない点かと思います。

ネットの掲示板はまだ不慣れですので、皆さんを不快にさせたり、自分も不快にさせられたりと言ったことも
あるでしょうが、小生はネットからも有益な意見を得ることができると期待しております。
教えて頂いたスレッド、掲示板等、是非目を通したいと思います。
貴重なご意見を頂き、誠に有難うございました。
43名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 22:31
>社会学的見地からの宗教の定義となると、やはりウェーバーやデュルケイムの定義
>から出発し、あれこれと研鑚していくことになるだろうかと思っております。
おーそどっくす だなぁ…(笑)
2chでは、社会学板もあるけど、腐ってます。
まともな社会学的議論をしたいときは、哲学板の方がお勧めです。
社会心理学なら、心理学板かも(但し、社会心理学は軽視されてますけど)。
http://kame.tadaima.com/2ch/

>研究対象については、まだ検討中ですので、なおさら「あっちも、こっちも」という見方を
>してしまうのでしょう。
>「何を対象にし、どのような方法で、どんな見地から研究するか」と言う事が、今後一番
>考えればならない点かと思います。
思案のしどころですね。けどね、テーマに関しては実は「考える」ものじゃないかも。。
貴方が宗教学を選んだときの【対象】に対するちょっとした感動、興味、そこからの延長が
すべてだったりして、、、【対象】を何も考えずじっくり観察する(社会科学の場合、難かしい
んだけど…)こと、【対象】と戯れながら、研究者の感覚だけは残しておくこと、そんなのが
すごく大切なんだと思う(宗教的に言えば、遊戯三昧ね)。まわりにいるでしょ?テーマなん
て考えるまでもないような奴。。(笑)
一見流行りだけど学問的にはくだらないテーマ、下手な落とし穴にひっかからないようにね。

>ネットの掲示板はまだ不慣れですので、皆さんを不快にさせたり、自分も不快にさせら
>れたりと言ったこともあるでしょうが、小生はネットからも有益な意見を得ることができると
>期待しております。
もう1つね。ネットでは議論が白熱してもだいたい落ち着くところまでいったら、みんな何事
もなかったかのように忘れます(たまに粘着質もいますけど…)。
不快にしたとか、されたとか、お気になさらないように。
もう初心者じゃないと思うから、誰に対しても友達に話すようにレスすればいいと思うよ。
良いテーマが見付かればいいね。。。
44ルビィ:2001/08/13(月) 23:09
>43
ご親切なお言葉、誠にありがとうございます。よいテーマを見つけられるように
精進いたしたいと存じます。もう少し慣れて雰囲気がつかめたら、他の「学問板」やスレッドにも、
お邪魔してみたいと思います。

ウェーバーとデュルケイムは、やはり基本かなとも考えました。
どちらも現代から考えれば古すぎる部分もあると思います。
テーマに関しては、本当に試行錯誤中で、あちこちの本を読んだりこうしてお話を聞いたりしている
状態ですので、まだ対象とすべき事例が何であるかは確定できませんが、
一介の学生に、母集団の規定を第一とする「標本調査」は金銭的・能力的にも、やはり
不可能ではないかと思います(母集団がどんな母集団であるかにも拠りますが)
となると、やはり参与観察による事例調査ということになると思います。
その際に、「【対象】と戯れながら、研究者の感覚だけは残しておくこと」というスタンスが
大切になるのでしょうね。
「ミイラ取りがミイラに・・・でもいけないし、かといって相手(対象)をモルモットのように
扱うのもどうか」という、どこまで「参与」すべきかといった点の難しさなのですね。

また、仰るとおり、「この研究に学問的な価値があるのかどうか」という事も考慮せねば
ならないのですね。下手に流行を追いかけると論文と言うよりはジャーナリスティックな
ドキュメンタリーになってしまう危険があるのかなと思いました。

既に大学院博士前期、または博士後期に進学されておられる方だったのでしょうか?
ご意見を心より感謝いたします。
45名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 23:32
たぶん43さんは社会学でメシを食べていると思うな。




そうなると、何かのプロジェクトに参加するというような
関わり方になるんじゃないかなあ。。

1有力教授の周辺分野で献身的に成果をあげる。
2有力教授に信任されつつポストを得る。
3しがらみに戸惑いながら危険を冒しつつ新しい研究を切り開く。
46名無しさん@1周年:2001/08/13(月) 23:38
すいません、上のカキコは失敗ですわ。
前半は43さんについて、後半はルビィさん宛て、ですのよ。
47名無しさん@1周年:2001/08/14(火) 00:16
>一介の学生に、母集団の規定を第一とする「標本調査」は金銭的・能力的にも、
>やはり不可能ではないかと思います(母集団がどんな母集団であるかにも拠りますが)
ネットを駆使すれば、正確性には問題が生じますが、できないこともないこともない
ってのが実情かと。しかしやる必要性に関しては???
貴方のこのアイディア自体が、社会科学における対象のじっくりした観察の難しさを
物語ってるように思えます。
というより、自分のテーマ選定に、自分のテーマに即した統計調査から得た正確な数値を
求めるより、「母集団はこんな傾向を示すんだろうな」という貴方の経験、知識からくる
「洞察力」にもっと自信を持たれたらいかがでしょうか?

>やはり参与観察による事例調査ということになる
ならば、貴方にとってこの板はすごく重宝なものになるかもしれません。
多種多用な宗教の信者、退会者と、匿名が失礼にならず、直に意見交換が可能です。
俺的に最近面白いのは、新新宗教の内部崩壊の兆し(WM)、キリスト教におけるエキュメ
ニズムの模索、…(ご自分の興味で探してみてください)

>「この研究に学問的な価値があるのかどうか」という事
大切なことですね。これをクリアしなければ学問にならないかと。そのために必要なの
が、貴方の「洞察力」とそれに基づく知見(オリジナリティ)、かつ雑誌などで知る学会の現状
(学問的妥当性)なのだと思います。
48名無しさん@1周年:2001/08/14(火) 00:17
>下手に流行を追いかけると論文と言うよりはジャーナリスティックな
>ドキュメンタリーになってしまう危険がある
というよりも研究者として「研究すべきことがなくなってしまう」という最悪な状況にもなりかね
ないかと。

>既に大学院博士前期、または博士後期に進学されておられる方だったのでしょうか?
1名無しです。私が誰であれ、書いてある内容について、貴方が何を「正しい」と思い、
何を「間違い」と思うのか、それがすべてです。匿名掲示板の自己責任とはそのようなものです。
ガセ情報に躍らさせられるのも自分なら、貴重な情報を拾うのも自分なのです。
因みに、この板には、宗教の信者、退会者、お坊さん、アンチ宗教、宗教学者、カルト信者、
カルトの専門家、分裂病患者、引き篭もり、精神科医、弁護士、作家、ジャーナリスト、多種
多様な職種の人が「名無しさん@1周年」として存在します。
相手が誰かに惑わされず(自分の「正しさ」に対する確信の問題です)、「何が正しく、何が
間違ってるのか」を大切にしてください。そしてたまには「何屋」なのかを見ぬいてくださいね。(笑)


失礼なのですが、俺はこれにてこのスレから落ちることにします。
「洞察力」を大切にネ。。
49名無しさん@1周年:2001/08/14(火) 00:44
>ウェーバーとデュルケイムは、やはり基本かなとも考えました

やはり基本はおさえないとね。
あなたは、何か信仰してますか?
神学も、キリスト教学も、どこまでいってもあいまみれないものですよね。
そして、宗教とは、熱い血のかよったものですから、信仰さくして、理解するのは不可能です。
デ−タ−を並べ、客観的情報を、並べることはできますが、それだけですよね。
西洋的な宗教学の限界がきているのかもしれません。
では、なぜ宗教学を学ぶのでしょう?私はわかりません。ルビィさんは、なぜ学びたいのですか?
視野を狭くするということは、何か特定の宗教のエキスパ−トになられるのですか?
それとも、宗教と、人との橋渡しをされるのですか?
宗教を社会学できに、とかかれてますが、具体的には?

これは別に批判ではありません。
ただここを読んで、ふっと聞いてみたくなったもので。
50三流神学者:2001/08/14(火) 09:13
ルビィさんへ

そういえば、大分前のことですが、知人の紹介で、東大の大学院生から、修士論文の相談を受けたことがありました。
彼女の場合、あまりにも漠然としていて、「何となく…こういう感じ、かな?」ということ以外、何もなかったので、
かなり具体的な指示を与えて、「この部分の、ここを突っ込んだら、何か出てくるかも知れないよ」と、
指導しておきました。
それで、私の指導の通りに研究したところ、面白い論文が書けたようです。
要するに、コアとなる部分がしっかりできていないと、研究にはなりませんね…これもまた、言わずもがな。
でも、そこまで絞り込むためには、やはり、最初は広く浅くの方が、いいかもしれません。

それにしても…
「東大の教授!ちゃんと指導せんかい!…ったく…」
51差し出がましいですが・・・:2001/08/14(火) 19:43
ルビィさん

>もちろん本気ですよ。ただ、「将来が無い分野だろう」ということは
>すでに大学院に進まれた先輩から釘を刺されましたが
うーん、これはある意味あたってるかもしれないです。
私は旧帝系の文系大学院後期に所属していますけど、
研究者になるって想像以上に厳しいと思いますよ。
特に、哲学や宗教方面となれば、東大や京大でも
研究者になれるかどうか、難しいかもしれません。
実際、今でも人余りの状態で、4,50歳を過ぎて
助教授をやっている方も中にはいらっしゃいます。
学問にも流行り、廃りがあるので、
文部省も、お金にならないところには予算を回しません。
(この辺の事情については、ゼミの教授なんかに聞いてみてくださいね)
もし研究者として将来もやっていきたいということであれば、
他分野への進学もお勧めいたします。
例えば、地域研究をやっているところに進学して、
その一環としてルビィさんの専門である宗教という現象を、
論文で取り上げてみたりとか。
ぜひ今のうちに、他分野の大学院も覗いてみてください。
52ルビィ:2001/08/15(水) 06:17
皆さんの書き込みを大変興味深く拝見させて頂いております。皆さん、ご多忙中誠にありがとうございます。

>47さん
そうですね、ネットでの回答というのも確かにいいと思います。努力しだいで回収率はあがりそうですね。
しかし、やはり正確性が一番の問題になるかと思います。この宗教板でも、「コピー」して「貼り付け」た
「荒らし」の文面をよく見かけますし、そのような回答になってしまわないかも心配手ですね。
事例調査では、この掲示板はものすごく有益なものとなると思います。
もちろん、論文などに「2ちゃんねるでこう書いてあった」と書いたりするのはどうかと思いますが、
仰るとおり「WMでは内部崩壊があるようだが、真実か?」というように「切り口」や「ヒント」を
発見するのに、とても適していると感じております。
また、掲示板では相手がどういう方であれ、情報の正誤を見極めるのは自分だとわかりました。洞察力と観察眼が
要求される世界なのですね。
小生の愚問にお付き合いいただき、ご指導して下さってまことに有難うございました。
平に感謝しております。

>49さん
小生は特に信仰はございませんが、やはり「無信仰」での宗教学の研究は「データの羅列」という
結果になってしまうことは否めません。論文を読んでも、結局「データ」と「現状」を羅列しただけの
ものであって、それで「その宗教を理解した」と言うことは出来ないでしょうね。
また、信仰がある故、客観的な分析が出来ないと言う問題(自分の宗教は良く書いてしまう等)もあります。
宗教と、人との橋渡しをできたらと思いますが、宗教社会学的な観点から、意識調査などを行ったりして
ある特定の宗教集団または信仰者の現状を分析できたらと思います。
(テーマが決まっていないもので、具体的な解答が出来ず申し訳ありません)
53ルビィ:2001/08/15(水) 06:19
皆さんの書き込みを大変興味深く拝見させて頂いております。皆さん、ご多忙中誠にありがとうございます。

>47さん
そうですね、ネットでの回答というのも確かにいいと思います。努力しだいで回収率はあがりそうですね。
しかし、やはり正確性が一番の問題になるかと思います。この宗教板でも、「コピー」して「貼り付け」た
「荒らし」の文面をよく見かけますし、そのような回答になってしまわないかも心配手ですね。
事例調査では、この掲示板はものすごく有益なものとなると思います。
もちろん、論文などに「2ちゃんねるでこう書いてあった」と書いたりするのはどうかと思いますが、
仰るとおり「WMでは内部崩壊があるようだが、真実か?」というように「切り口」や「ヒント」を
発見するのに、とても適していると感じております。
また、掲示板では相手がどういう方であれ、情報の正誤を見極めるのは自分だとわかりました。洞察力と観察眼が
要求される世界なのですね。
小生の愚問にお付き合いいただき、ご指導して下さってまことに有難うございました。
平に感謝しております。

>49さん
小生は特に信仰はございませんが、やはり「無信仰」での宗教学の研究は「データの羅列」という
結果になってしまうことは否めません。論文を読んでも、結局「データ」と「現状」を羅列しただけの
ものであって、それで「その宗教を理解した」と言うことは出来ないでしょうね。
また、信仰がある故、客観的な分析が出来ないと言う問題(自分の宗教は良く書いてしまう等)もあります。
宗教と、人との橋渡しをできたらと思いますが、宗教社会学的な観点から、意識調査などを行ったりして
ある特定の宗教集団または信仰者の現状を分析できたらと思います。
(テーマが決まっていないもので、具体的な解答が出来ず申し訳ありません)
54ルビィ:2001/08/15(水) 22:27
三流神学者さん>
その東大の院生のお方の「何となく…こういう感じ、かな?」という「漠然」としたイメージ、
小生にも理解できます。小生も現在のように色々と本を読みあさり知識を吸収していくうちは、
どうしても「あっちも面白そうだしこっちも興味がある」と、あちこちに「浮気」をしてしまいます。
しかし仰るとおり「コア」となる部分が築かれていなくては、不完全な論文になってしまうのでしょう。
先日、既に大学院に進学された同じ文学部の先輩方の論文発表会を見学させていただきましたが、
やはり「もっと絞りなさい」「テーマが広すぎる」等の指摘を受けられる方がいらっしゃいました。
三流神学者さんのお話の通り、テーマを絞ると言う事がいかに難しいことか少し判った気がいたします。
有難うございました。

51さん>
ご助言有難うございます。大学院の試験までもう間があまりないですから、
今から進路変更をして合格するかどうか難しいところですが、研究対象の「宗教」や、
それに関係する事象だけを取り上げるのではなく、その対象すべてに関する理解もやはり必要だと思います。
研究対象の「宗教」に関係する事象だけは知っているが、他の事については全く知らないと言う事態に
陥らないように注意いたします。

皆さんにこうして貴重なご意見を書き込みしていただき、誠に恐れ入ります。
お忙しい中、本当に有難うございます。励みにして頑張りたいと思います。
5549です。:2001/08/15(水) 23:48
ルビィさん、がんばってください。
まだ、若いのですから、コアをしぼれといっても難しいですよね。
宗教学は、今まさに、行き止まりです。
しかしこういう時こそ、新しい世界がひらけるとおもいます。
若い力期待します。

って実は僕も若かったりして。
将来、この世界で再会できたら、おもしろいね。
バイバイ。
56名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 00:23
>>52 ルビィさん
そこまで分かったのなら、
もうこの板は貴方にとって便利なツールとなるはずです。
頑張ってね。
57名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 01:38
すみません。すこしこのレスの内容とは違うかもしれませんが
宗教学を勉強するにあたって、辞書を買いそろえようと思うのですが、
どのようなものがよいのでしょうか。
お知恵をお貸しください。
58名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 05:23
『宗教学辞典』東京大学出版会。
たしか4800円くらいだったかな。
59名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 20:36
>>59さんへ。
『世界宗教大辞典』というのもある。出版元は忘れた。(今、手元に無い)
>>58の『宗教学辞典』は解説がしっかりしていて良いのだが、見出し項目
がわりと宗教学の重要タームに絞られている。

『世界宗教大辞典』は、とりあえず見出し項目数が多いので買っておいて
も損はないと思う。ただし、『宗教学辞典』より高くて大きくて重たい。

また、辞典よりは入門書でも概論でもいいから手当たり次第に読むことの
ほうがええんでないかいとも思う。
60名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 21:03
宗教学でメシを食う気なら、フランス語とドイツ語は英語と同程度に読めるようには
なっときなさいよ。そうでないと、よめない研究書が山のように出てきて苦労するから。
61名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 21:06
比較宗教学というのは欧米でよく聞きますね。神学になってしまうとそれぞれの宗教に取り込まれる形になりますが、比較宗教学はそういった制約に影響されず、客観的な視点を維持できるようです。
日本でもそれが発達すると良いのですが、宗教と名が付くだけである種の警戒心が働く日本ではまだまだ学問としてマイナーですね。
62名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 21:15
比較宗教学こそ宗教学の父であるマックス ミューラーに端を発する
宗教学の本流です。普通、宗教学といえば比較宗教学のことをさす
のですが、最近は、宗教社会学とか宗教心理学とか宗教民俗学とか
とあえて区別するために比較宗教学なんぞといい、決して、日本で
はマイナーで未発達な研究分野ではないと思いますが。

え、俺の思い違いか?
63名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 21:20
>>60
ラテン語、サンスクリット語、アラビア語もな(嘘

オランダ語は話せるぐらいで充分らしいぞ。

余談 この間、近くの本屋に言ったらチベット語とイヌイット語の
    会話入門書があった。一体、誰が買うんだ?
64名無しさん=60:2001/08/16(木) 21:20
>>62
日本では、比較宗教学「も」マイナーな研究分野です。
なぜなら、宗教学全般が日本ではマイナーだからです。
65名無しさん:2001/08/16(木) 21:23
>>63
此の間、授業で「中世アラビア語文献のサンスクリット訳とそれについての
ギリシャ語の注解書を購読する」という授業がオファーされていた。

63のいうこと、うそ、と笑い飛ばせないのがかなしひ。
66名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 21:37
>>64 それをいっちゃみもふたもない・・・。
67名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 21:45
比較宗教ぢゃないけど、宗教現象学のエリアーデも
語学はラテン語をはじめ、何ヶ国語かベラベラだったしね。
逆にいえば、そのくらい語学が堪能でなければ、
研究できないって事で、宗教現象学はエリアーデで
終った!なんていう笑えない話すら聞いたことあるよ。
(さすがにこれは言いすぎだと思ふ、、、)
68名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 22:00
エリアーデの本、高すぎ(泣)。まぁ、ものによるけどな。

ちなみにマックス・ミューラーはもともとサンスクリット語
とかが専門だったそうな。法隆寺のいわゆる世界最古
の般若心経の貝葉本もマックス・ミュラーがとりあげた
ことで有名になったそうな。でも、知人の学者さんは「実
際にみたけど、たぶん、にせもの」っていっておったが。
69僧侶:2001/08/16(木) 22:38
ルビィさんみたいな人っていいですね。がんばれ。
ところで門外漢の質問なんですけど、マックス・ミューラーに端を発するとされる
比較宗教学って、現代においても社会科学と名のりうる根拠って保たれてるんですか。
70名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 22:55
そりゃ、あんた超心理学が成り立っているぐらいっすから、
当然、比較宗教学は立派な社会科学っすよ。

ようするに成果ではなく、根拠や手法によるんですわ。
71考える名無しさん@1周年:2001/08/16(木) 23:38
>>69
>>70
そもそも「社会科学」という概念自体、自然科学特に物理主義に比べて怪しげなも
のだしね。法学と経済学が同居していること自体カテゴリの内実がわけわからんこ
とをしめしている。
で、宗教学は普通人文学に分類されているのでは?

あと、超心理学も社会科学かい?
72通りがかりの名無しさん@1周年 :2001/08/16(木) 23:50
>>71

あれを自然科学といえるかどうか(笑

でも、確か、自然科学じゃなかったけ?
73僧侶:2001/08/17(金) 00:48
>>71
>宗教学は普通人文学に分類されているのでは?

皆さんレスありがとうございます。
つまり、M・ミューラーとウェーバー&デュルケムは違った学問と考えていいのでしょうか。
って飛躍した言い方ですけど。
もしそうなら(という限定のもとにおいてですが)
「宗教学」という学問のカテゴリーはどういったくくりで見ればいいんでしょうか。

74考える名無しさん@1周年:2001/08/17(金) 01:31
>>73
宗教という一対象についての多様なアプローチだと思います。
例えば江戸時代について、政治史・経済史・社会史・経済均衡論・制度史等々多様な
アプローチが可能なのと似た意味でさまざまなアプローチの学問がありえます。
それらが共通に対象としている宗教現象を扱っている限り、広義での宗教学なのです。
75僧侶:2001/08/17(金) 07:46
>>74

「宗教現象」と江戸時代じゃ定義のしんどさに相当なへだたりがあるような。。。。
って質問の意図が不明なんですね。
私は三流僧侶@浄土真宗なんですけど、ポストモダン教学By大村英昭なんてものが唱えられたりしました。
私が考えるにどうもそこでは社会科学的認識が、教義に対して越権行為を行っているような印象をぬぐえません。
その一方で、P・L・バーガーが『聖なる天蓋』の補論のTかUかで展開した議論にも深い関心を寄せるものであります。
ですから一度、現役の研究者の方々にお伺いしたいことがいろいろあったというわけです。
これからはROMしてまいりますので、このスレッドが大いに盛り上がることに期待しております。
76名無しさん@1周年:2001/08/17(金) 12:16
>>73
M・ミューラーは比較宗教学、デュルケムは宗教社会学、
ウェーバーは宗教社会学&現象学って感じに分けられる
んじゃなかったけ。お叱り・訂正を希望(笑

宗教学のカテゴリーってのは人文科学(社会科学?)
で宗教に関するものは全て該当するんじゃないの。

実際、宗教学の分野で功績を残した人たちの中には、
人類学者とか社会学者なんか大勢いるようだし。

なお、>>75の>社会科学的認識が教義に対して越権
行為を行なっているってのは、宗教学と教学(宗学
・神学)についてまわる永遠の課題です。
77三流神学者:2001/08/17(金) 13:12
いやあ、皆さんの書き込み、いい刺激になります。 (^^
私みたいに、最初から一つの宗教にだけかかわっていると、
どうしても、視野が狭くなりますね。
深く学べるといえば、聞こえはいいですけど、やっぱり視野の狭さは感じます。

ルビィさんも、学部生の間は、広い視野に立つ方がいいのかもしれませんね。
そして、修士論文執筆の段階で、的を絞り、絞り込んだところで、ドクターコースとか。

語学についてですが、英語は言うまでもないことですが、
ドイツ語、フランス語は、辞書を引きながらでも読めるといいですよ。
何せ、マイナーな分野の文献は、邦訳が出ませんからね (^^;
あと、研究対象に関する語学も、必要かもしれません。
私の場合は、ギリシャ語とヘブライ語は必須です。
文系の学問は、語学ができないと話になりませんから。
78名無しさん@1周年:2001/08/17(金) 14:21
>超心理学

一見流行りだけど学問的にはくだらないテーマ、下手な落とし穴だったりして。
79通りがかりの名無しさん@1周年 :2001/08/17(金) 17:57
>超心理学

一応、欧米ではきちんとした学問として確立しているそうです。
専門の学会なども行なわれていますが、一番の悩みは科学
的に超心理的現象と認められる事例がまだ一つとしてない、
つまり、学問としての成果がこれといってないという点だとか。

なお、日本における超心理学の専門家ってのは、その多くが
かなりあやしい人たちなので、学問として確立されていないと
いう意見が多いそうです。

これにくらべりゃ、宗教学は立派な学問です。よかったね。
80名無しさん@1周年:2001/08/17(金) 18:58
>>77
私は僧侶なんですが、宗教学のさわりをかじっている
ためか、周りの方々からよく信仰心が足りない奴って、
からかわれます(苦笑。

ただ、新米さんたちの前で、ためになるお話をしてっ
て頼まれた時、話のあとに「あなたみたいな不謹慎な
人は初めてみた」って新米尼さん(高齢者)に言われ
た時は、かなりあせりましたが(笑

やっぱりTPOは考えなきゃいけませんね。
81名無しさん@1周年:2001/08/17(金) 19:10
宗教学といえばやっぱ島田裕巳氏を外せないでせう。

島田裕巳はどうした?!
http://mentai.2ch.net/psy/kako/983/983861802.html
82ルビィ:2001/08/17(金) 22:24
お久しぶりです。小生の立てたスレッドが皆さんの情報交換の場になっていただければ
幸いです。小生もこちらの書き込みを今後も大いに参考にさせていただきます。
僧侶さん>
お言葉有難うございます。今後も頑張ります。
しかしこちらの皆さんも書かれているとおり、「語学」は必修ですね。
今のところは大学院受験の事もあって英語を中心に学習しているのですが、
ドイツ語、オランダ語、フランス語等の言語も辞書片手に読めるようになりたいと
思っております。また、研究の対象とする地域が海外であれば、現地の言語を
マスターすることも必要でしょうね。やはり「研究」に「語学」は避けて通れない部分なのですね。

三流神学者さん>
最初から「これしかない!」と決めてしまうよりも、今のうちは「広く」見ていき、
論文の時点でひとつに絞る、という方法の方がよろしいのでしょうね。
「社会学的に見ていこう」と拘らずに、心理学的、哲学的等、様々な視点から対象を
見ていきたいと思います。有難うございます。

今後もこのスレッドを読んで勉強させていただきます。
8357ですが:2001/08/17(金) 23:04
58さん、59さんありがとうございました。
84名無しさん@1周年:2001/08/18(土) 20:04
僕は、まだ高校生ですが、宗教学をしたいとおもっています。
どの大学が、どのような特色があるのでしょうか?
宗教学会とかは、どのようになっているのでしょうか?
85名無しさん@1周年:2001/08/18(土) 20:20
>>84
可能性があるなら東大を目指してください。
86名無しさん@1周年:01/08/27 17:05 ID:gCIKZues
>>1
どんな学問でも、真面目にやっている人からしたら、
2みたいな煽りカキコをされたら確かにむかつくわな。
こういうカキコをわざわざする奴って要するに、
自分よりものを知っている人間が今後現れるかも
しれないってことが、気に入らないんだろうな。
こういう煽りは2ちゃんの常だから、
これからは無視すれば良し。逆に哀れんであげましょう。

>>84
宗教学会といってもいろいろな学会があります。
会員になる人は、研究者だったり院生だったりと様々です。
会報がきたり、開催される学会のお知らせがきたりします。
年会費が必要になります。(学生会員なら少し安いです)
宗教学に限らず、他分野の会員もいますし、
大学に進んだら教授に相談して見て下さい。
多分紹介してもらえると思います。

1も84も研究頑張ってくださいね。
つうか自分も漏れも今年で就職せなあかんけど(藁
8786:01/08/27 17:08 ID:gCIKZues
↑2みたいな→3みたいな、
ね。間違いスマソ。
88名無しさん@1周年:01/08/30 23:15 ID:Emg7yVjo
age
89名無しさん@1周年:01/09/01 00:58 ID:b1ZJQcUg
age
90dendo.:01/09/01 01:25 ID:ejlfzEvs
>>84
社会学系統に興味があるなら東大文・宗教学講座
哲学・思想系統に興味があるなら京大文・宗教学講座がおすすめ、かな。
91波木井坊竜尊@日蓮宗 ◆wnCp4xQw :01/09/04 01:35 ID:L86Yqxdo
宗教社会学というのもあるよ。
92訴えてないでね:01/09/04 01:36 ID:PO2llB/s
>>91
国士舘ザルはひっこんでな!(藁
II(アイアイ)でツーだってさ(爆

ア〜イアイ、ア〜イアイ、南の島の〜
ア〜イアイ、ア〜イアイ、おさるさ〜んだよッ (激爆
93名無しさん@1周年:01/09/04 02:22 ID:SI0eVNT2
ルビィさん頑張ってください。
まだ薄くて何も言えないが
鋭く切ろうと思えば深く知るよりない。
学問だって宗教的営みと通底するのよ。
94名無しさん@1周年:01/09/04 02:23 ID:PuL.a8v6
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/3422
立命の星、これが田中洸人
95名無しさん@1周年:01/09/17 15:43
私は、キリスト教徒の大学生ですが、
牧師から、あなたは宗教学をやってみると良いんだよ、
とか言われます。どうしましょ?
96宗教研究者64=65:01/09/17 16:45
>>95
えーと、クリスチャンが宗教学を勉強した場合、可能性
1.独善的な価値分類的比較宗教学を展開する
2.信仰を失う、もしくは、確信が揺らぎ苦悩する
3.混交宗教や実質的な新たな宗教を真の「キリスト教」だ、と言い出す
のどれかが多く、たまーに
3.自分の信仰を保ちつつも多角的視野を持てる人になる
場合があります。

あと、就職は大変です。文学なら役に立たない(評価ゼロ)だけですみますが、宗
教学専攻というと危ない人という誤解(しばしば正解)を受けるのでマイナスです。
97宗教研究者64=65:01/09/17 16:48
>>84
 あと、東大駒場で思想研究もしくは地域研究として宗教学を学ぶ手もあ
ります。興味のある単位は、本郷に出張って他学部受講をすればよい。
(現に新約学の大貫隆、教父学の宮本久雄、ドイツ中近世キリスト教思想の
岡部なんとかなどは、駒場の教官なんだし。)
98嘆きの壁:01/09/28 03:06
>>98
あるドイツ語の通訳の日本人と話した時。
専攻は何ですか、と聞かれ「歴史系です」とお茶を濁したら「何の歴史ですか」
と突っ込まれたので、「宗教史です」と答えたら見事に引かれました(鬱
ヨーロッパ系言語の通訳の人でもそこらへん通じなかったりするんですね。

就職面接では、
「クリントンは合同メソジストです」
と言ったらウケが良かった事がありました。
でも今だったら起きてる事件が事件だから逆に悪印象を持たれかねませんね。
99嘆きの壁
オリンパス光学工業鰍フ会長下山敏郎氏は、
東大の哲学科卒業です。