スウェーデンボルグの思想

今ひとつ丹波哲郎と一緒くたにされてないか？（和良
この板で大丈夫かな・・

信者の人はスヱデンボルグと書き、
思想史をしている人はスウェーデンボリと書くことを好みます。

どうも駄スレの予感が……

スウェーデンボルグは、哲人エマソンやヘレンケラーに影響を与えました。
カントと同時代の人で興味深い経緯がありますね。

詳しくは知らないけど、巨人だったと思います。
ただの霊能者ではなく思想家としても優れていた。

確かに凄そう。

でも霊界日記でパウロが地獄にいると言ってる人だ。

】5
え？そうなの？もちろんユダもでしょ？
なぜパウロが．．．．。

>>6
当然じゃん。パウロ神学に反発して一時期ルター派から破門されそうになった
人だぜ。
官僚としての実績があったおかげで国王の庇護を受けていたので破門はまぬかれたが
それでイングランドへほとんど亡命みたいに移住した人だ。

まともに議論したければ二三冊よんできなはれ。全集(日本語訳、古いけど)も出てるんだし。

水木しげるさんがマンガでスウェデンボルグを扱ってたけど、
エンマニュエルの父親の牧師にフランチェスコ会の修道士服を着せてたのは、
弘法もかなりの筆のあやまりでありました。

6へ

パウロだけではないね。
えーと、ダビデ、それに聖アントニオに、えー、忘れたが、
聖人はたくさん地獄にいると
わけわからんことのたもうている人。
パウロは地獄にいるんで、
従って、スエデンボルジアンは
新約聖書のほとんどを成すパウロ書簡を
馬鹿にして読まない。
福音書とヨハネほか、若干しか。
それと、最後の審判は自分にキリストが再臨したことをもって、
すでに終了しているのであると言っている。
つまり、再臨も最後の審判も三〇〇年前に終わっちまったんだ。
それと、黙示録解釈に出てくる２人の証人(黙１２章)は、
自分の教理の二本柱なんだそうな。
それから、地獄は永遠で終りがないので、
今もパウロ他聖人たちは地獄にいるということに。
ヒェー！！もしかして、とんでもちゃんかしら。

>>9 スウェーデンボルグはキリスト教のジャンルでは語れません。
文学者であればダンテのような評価も出来そうですが、残念な事に、
宗教家という事です。

自然科学等については学者として優れた実績を残した。
でも何百年も前ね。

彼の書いた『アニマル・キングダム』という解剖学書、
『セレブルム』という脳の研究書も２０代の頃に読んだ・・・

今にその名が残っているのはなんといっても「霊界」見聞。
しかし、どうも彼は霊的にはそれほど優れていたとはいえないようです。
霊媒実験も相当していました。今のチャネリングの元祖です。
交霊術に頼らなければならなかったとこに限界がある。
彼の霊がかかった人に、アメリカのアンドルー・ジャクソン・デビスがいる。
ドイツのジャコブ・ロベールがいる。両方とも膨大な記録を残した。
彼の父はユダヤ人メーソンだった。彼自身は１８歳でメーソンに加入している。
彼の教義を元にして、ストックホルム・イルミナティが創始された。
このフランスロッジで、メスメルらにより催眠療法がまとめられた。
そこから、今の新エルサレム教会ができた。

キリスト教としては｢トンデモ｣でしょうね。

>キリスト教としては｢トンデモ｣でしょうね。

そうですね、新エルサレム教会はスウェーデンボリの著作を聖書と
同列に置きますから。異端ですね。

地獄まで落ちたというのは言い過ぎだとしても、
パウロ神学はキリスト教の偏狭さを増加させた。

贖罪説って？

>今にその名が残っているのはなんといっても「霊界」見聞。
>しかし、どうも彼は霊的にはそれほど優れていたとはいえないようです。
>霊媒実験も相当していました。今のチャネリングの元祖です。
>交霊術に頼らなければならなかったとこに限界がある。

　スウェーデンボルグがチャネリングの元祖というのは違うだろう。
　旧約聖書の予言者の体験を知る為に霊に憑依される体験をしてい
るが数多くは無い。

>彼の霊がかかった人に、アメリカのアンドルー・ジャクソン・デビスがいる。
>ドイツのジャコブ・ロベールがいる。両方とも膨大な記録を残した。

　彼等にかかったスウェーデンボルグの霊というのがスウェーデン
ボルグという保証はない。

>そこから、今の新エルサレム教会ができた。

　新エルサレム教会は、イギリスのスウェーデンボルグの信奉者
たちによって作られた。

>キリスト教としては｢トンデモ｣でしょうね。

　キリストを信じるキリスト教徒のみが救われて、キリスト教徒
以外は地獄落ちというキリスト教の方が、「トンデモ」のように
思われ。

＞２
まあせこいこといってんな

>>12

>そうですね、新エルサレム教会はスウェーデンボリの著作を聖書と
>同列に置きますから。異端ですね。

　聖書の内意を知るのにスウェーデンボリの著作を参考にする必要が
あるとしているだけで、同列に置いてはいないんじゃないの。

>>5
そうだったか？　わたしの記憶だと、やたらしゃしゃり出て来るか
ら、十二使徒たちに嫌われているとか、そういう話で、地獄にいる
とまでは書いてないように思われたが。ちなみに角川文庫版です。

パウロだのルターだのは、宗教的天才だったと思うけど、もし当時
２ちゃんがあって、"福音書どうよ？"とかいうスレが立ったら、
「パウロですけど、俺の解釈こそ正しい。よって証明終わり」とか
書き込んで、「カルトは氏ね」とか「電波板に逝け」とか叩かれる
クチだと見た。
わたしは、スヴェデンボリとは仲良くできそうだよ（藁

＞１４　キリストを信じるキリスト教徒のみが救われて、キリスト教徒
以外は地獄落ちというキリスト教の方が、「トンデモ」のように
思われ。
・・・
なんだ、キリスト教全然知らないのね（爆）！

＞17

よく読んでよ、角川だけじゃなくて。
それと、大体、地獄の定義からして間違っているんだよ。
バイブルには｢地獄｣なぞという語は出てこない。

１、シェオル、
2、ハデス、
3、ゲヘナ、
4、火といおうの池。

これらが皆英訳聖書ではhell（地獄）と訳されている。

１は｢黄泉」。新約では２のハデスと訳されている。
３と４は同じ。

が、火と硫黄の池に人の魂が入るのは、
再臨後に始まる「千年期」が終了して、
最後の審判が行われたとき。

このとき｢ハデスは火の池に投げ込まれる｣、
つまりハデスはこの時点でなくなるわけ。
したがって、スエデンボルグの言っている
｢未来永劫に続く終わりのない｣地獄とはゲヘナ、火の池を意味している。

キリストの再臨も千年期も、
最後の審判もまだ行われていない今の段階では、
誰もこの火の池地獄に入ってないんよ。

だからスエデンボルグさんは変です。

>>18
角川文庫の霊界日記と、遺稿集にざっと目を通しただけだから、読みが
甘いかもしらんが。

例えばダンテの地獄は、黙示録や福音書の「金持ちラザロの話」を膨ら
ませたものだろうけど、わたしは、キリストの公審判後の地獄は、こう
いったものではないと思うし、スウェデンボリの地獄も、やはりダンテ
とは違うと思われ。

わたしの解釈だと、スウェデンボリの言う地獄とは、自らの意思で神か
ら離れた状態であり、教皇ヨハネパウロ二世の宣言した地獄の定義と、
重なる部分があると思う。

>>19 >教皇ヨハネパウロ二世の宣言した地獄の定義..
日本語の本ですと、教皇J.P.�Uのこの考えについては
「悪魔とのインタビュー」という本が参考になります。
世のひかり社という出版社の本ですが古い刊行ですし
カトリックの書店でも手に入らないかも知れません。
カトリックの中でも“古い”考えの勢力の書籍を出版している
というレッテルをはられてしまっている出版社でして主流からは疎まれています。
しかし教皇J.P.�U自身が保守的といわれており比較的に手に入りやすい本からは
なかなか教皇の真意が測れる言葉が見つけられません。

スエデンボルグは自在に霊を自分の体から抜け出て天界や地獄界にすら
行けたようです。

天界には素晴らしい社がある、とも述べています。
日本神道の内容と一致する点が多い、と述べる神道家もいるようです。

逆に、凶なる霊もいるので、注意するように、と述べてもいるようです。

ダビンチと並ぶマルチな能力者だったようですね。

あ