1 :
名無しさん@1周年:
日本中華思想は、世界を日本にするため侵略戦争を起こそうと
するものではなく、あくまで歴史的事実を確認し、日本人としての
誇りまたは自信をとりもどす為のものであってほしい。
その意味で、古代になにがあったのか興味があります。
3 :
ひみつ :2001/06/03(日) 00:41
国学(日本学と言ってもよいでしょう)の言葉にとらわれ、
平田神道は、戦後の誤ったイメージに埋もれてしまっていましたが、
ようやく、平田篤胤全集も復刊されるようですし、
巷にはびこる低俗な新興宗教にはまる現代人に、
本来の神道を知ってほしいですね。
今日テレビで、南インドのタミール語と日本語に多くの共通点
がある。というのをやってましたが、これもなにか関係あるのかな〜。
5 :
名無しさん@1周年:2001/06/03(日) 01:07
その内彼が言った事が良く分かってくる。
ようやく近づいてきた。よろしいこと。
侵略の口実に使われてしまったことは誠に忌々しきこと。
神々や彼の意志と後の侵略行為はかけ離れていたと私は感じます。
6 :
ひみつ :2001/06/03(日) 01:36
明治の宮中掌典であられた宮地厳夫大人は、
平田学の実践的な部分を継ぐのは私だと自負していると、
常々仰られていました。
また、伯家・吉田家の学頭を任されるなど、
平田篤胤師が日本の神道界の頂点に立っていたのはなぜでしょう?
>2
>歴史的事実を確認し、
平田の書いていることが歴史的事実とは驚き。
8 :
名無しさん@1周年:2001/06/03(日) 19:40
>>7確かに、その時代に生きていて見てきた者でないと
真相は分からない話しだね(笑)
我々の知らない世界で平田さんはそれを見たのでしょう。
それは本人が事実という限り事実だろうしね。
私は強圧的な外国勢力に対しての思想武装と考えていたけど、
霊能関係の人は、平田さんを知らない人まで
「日本は根源の地、霊の本の地」と言うね。
そういう意味では霊能者の世界では、彼の説は通説なのかな?
9 :
ひみつ :2001/06/03(日) 23:19
国学の世界は面白いもので、たとえ師説であっても間違いは認めるという、
柔軟な発想をもっています。
実際、平田篤胤も本居宣長の死生観に断固反対しております。
無論、平田篤胤自身もそうされる事になんら異議を唱えないでしょうね。
盲信するのでもなく、一笑に付すのではなく、冷静に判断しましょう。
批判する方も、孫引きではなく、平田篤胤の著作を読んでから、
判断して欲しいですね。
10 :
名無しさん@1周年:2001/06/03(日) 23:39
>>7 >2
>歴史的事実を確認し、
2さんが書いたこれは明らかにそういう狂信的な意味合いではないでしょう。
歴史的事実をエゴっぽいもので歪める事も、
逆に縮める事もなく確認するってことでしょ
11 :
名無しさん@1周年:2001/06/03(日) 23:43
そういう日本的な発想はキリスト教などの一神教には欠けているね。
キリスト教よりかは信頼できるかもね。
平田さんって、死んでからその後の日本の流れをどう見ているのかな?
ひみつさんはどう考えてる?というか感じてますか?
12 :
名無しさん@1周年:2001/06/04(月) 00:02
>>10でもね・・・。各地に残っている伝承以外は
確かめる術がないのが現実。
霊能で知ることが出来たのもそれなりの事実だからね。
ここに霊能者はあまりいないと思うし・・・。
約一名荒らし専門?が(マリアさん)いるけど、当てにならないしね。
13 :
ひみつ :2001/06/04(月) 00:07
平田篤胤の著作の一部は、明治維新の志士達の必携書になり、
維新の精神的原動力になったりしましたが、
その後の天皇主義や、国家神道、侵略主義などは、
平田神道とは違いますね。
おそらく憤りを感じているでしょう。
実際、維新直後には平田門人はそろって神祇省につとめるのですが、
国家神道に絶望しています。
14 :
名無しさん@1周年:2001/06/04(月) 00:22
>>13素人の我々は歪められていた。と解釈してもいいのですね。
マリアさん(ひみつさんとの比較は失礼ですが・・・)が
「国家神道は間違いなのよ!」と言っていた時もあって
えっ?と思ってすごく興味がありました。
私の中の知識では国家神道の天皇主義が
本来の神道だと思っていました。
平田さんがそうされていたと思っていました。
半信半疑でお聞きしたので良かったです。
本庁の中でも平田さんの解き明かしが復興されたらいいですね。
平田さんはお祭りされているのですよね?
平田神社というのがあるとお聞きしましたが・・・。
15 :
ひみつ :2001/06/04(月) 00:37
平田神社は、渋谷区代々木にあります。
篤胤の天皇主義ですが、王道と覇道という言葉があります。
篤胤は皇道という言葉を使いましたが、篤胤の持つ天皇のイメージは
権力支配者ではなくて、地上の権力とは関係のない天の摂理を、
具現する方であるということです。
中国や西洋の王や皇帝とその本質が違い、どちらかと言うと、
ローマ法王のようなものです。
しかし、現実にローマ法王がどれほどの権力を持っていたか?
そういう問題はありますが・・・
国家神道が、ただの政府による国民統制であったことは間違い無いです
16 :
名無しさん@1周年:2001/06/04(月) 01:46
やはり平田神社はあるのですか。一度行ってみたいです。
天皇とはローマ法王ですか・・・。
明治〜昭和初期の天皇制と全然違いますね・・・。
17 :
c:2001/06/04(月) 22:17
>>10 代弁ありがとう。おっしゃるとおりですが、
人によってとらえ方はさまざまですね。
狂信的可能性のある人はやはり狂信的なとらえ方をするんでしょう。
以後気をつけます。
18 :
ひみつ :2001/06/04(月) 23:24
>>16 あくまでもどちらかというとですから・・・
天皇という概念は本当に難しいですね。
私も、よく迷いました。
でも、大日本帝国時代の天皇というのは、大王時代以来の、
天皇を名乗って以来の、空前絶後なものだったでしょうね。
やっぱり、天皇を「玉」とよんでいた、
薩摩・長州あたりの人間の神輿であったでしょうが。
「天皇は神聖にして犯すべからず・・・」
これって、読みようによれば、黙って座っておけって感じですものね。
19 :
ひみつ :2001/06/04(月) 23:28
よく右翼が叫んでいる「天皇護持」というのはどうでしょう?
天皇は、人間が護持しなくても、自然に天の摂理によって、
連綿と継承されるべき存在なのではないでしょうか?
人の手でどうこうしようというのが、逆に一番不敬だと思います。
このあたりが、平田篤胤の天皇論と右翼の天皇論との違いですね。
20 :
10:2001/06/04(月) 23:57
>>17さん
いえ、こちらこそすいません。
「狂信的」というのは言葉が雑でした。
場合によっては強く信じる事も美徳になると思います
21 :
ひみつ :2001/06/05(火) 00:09
一冊の本を紹介します。
荒俣宏・米田勝安(平田神道宗家六代目)著
「よみがえるカリスマ 平田篤胤」 論創社 1500円
これを読めば、平田篤胤がいかに誤解されていたかがわかります。
私の意見も、ほぼこれを参考にしています。
目からウロコが落ちる一冊です。
22 :
名無しさん@1周年:2001/06/05(火) 01:17
>>18言葉に現すと幾通りの解釈も出来ますからね。
黙って座っておけですか・・・(苦笑)
薩摩・長州にも功罪があったとのことは神道抜きで感じていました。
権力奪取のために天皇家を利用したという仮説も成り立ちますね。
確かに彼らの後ろ盾にはイギリスがいたという噂も聞きます。
23 :
特:2001/06/05(火) 01:18
>>21 明治維新の時代の人たちはすごく興味があり大好きです。
歴史には疎いですが、人が自信を持って生きてたようなイメージです。
やはり平田篤胤の影響もかなりあるのでしょうね。
是非読んでみます。
24 :
ひみつ :2001/06/05(火) 04:57
>>22 毛利公が大政奉還後に、わしはいつ将軍になれるんだ?と聞いて、
側近を困らせていたという逸話がありますね。
勝海舟が、なぜあれほど国内での戦争を避けたのか?
やはり外国の干渉をふせぐためでしょうね。
25 :
ひみつ :2001/06/05(火) 05:01
特さん、お久しぶりですね。
維新の志士達の熱い生き方は、心をふるわせる何かを感じます。
その本は、対談の形をとっているので読みやすいですよ。
私も、何度も読み返しています。
別スレでの神拝作法はどうでしたか?
また感想をきかせてくださいね。
26 :
特:2001/06/05(火) 13:30
>>25 ひみつさんお久しぶりです。
とりあえず本は注文しました。その他にも平田篤胤関係2冊
注文しました。読んだら感想書きますね。
またおすすめの本があったらよろしく〜。
27 :
名無しさん@1周年:2001/06/05(火) 15:39
>>24そうですか。というより、そうなんですか・・・。なるほど。
マリアさんの言うことも少しはまともな事もあるのですね。
28 :
宗教部学生:2001/06/05(火) 22:36
そういえば背後霊について一番初めに話題にしたのは平田先生じゃなかったっけ?
(日本思想体系平田篤胤編より)
29 :
名無しさん@1周年:2001/06/08(金) 12:51
平田篤胤の神道はあまりにも宗教的にすぎるので、
明治政府は採用しなかったと聞いた覚えがあるのですが…
明治政府は神道を超宗教的なものとして扱い、
その他の宗教とは別格に扱おうとしていたので、
平田神道の宗教性を嫌悪したのではと推測しています。
30 :
ひみつ :2001/06/09(土) 00:33
>>29 つまり、国家の象徴的な祭祀をするだけで、
宗教的な活動をすべて禁止したのです。
国家に貢献した人間を、神様よりも高く扱うなど狂気の沙汰ですから・・・
そういった間違った神道を国家神道と呼ばざるを得ませんね。
31 :
マリア:2001/06/09(土) 01:37
>>30そうね。宗教性を排したことは本当に問題だと思うわ。
本当に神道の宗教の部分は美しいのに・・・。
あたし、昔東京にいた頃、ユダヤ人の知り合いがいたけど、
「どういうわけか神社に行くと、懐かしい感情になる。
故郷に帰った時のような気分になる」と言ってたわね。
心の底では、半分「当たり前かもね?」と思いながらも、
不思議に思ったものだった。
で、ここからは半分個人的恨みになるけど、
うちみたいに、天皇家に不利だからと、祭神の入れ替えを
されてしまうこともあったし・・・。
うちの先祖神は、一時封じられてしまったのよ。
あたしが産まれて来るまで。
今は隠れキリシタンのように、祭儀をこっそりやってるの。
監視のためにつくられた神社に見つからないように
結界を張って、その中で祭儀を行っている始末だからね・・・。
いつか堂々とできる時代が、来る事を願うわ!
32 :
特:2001/06/09(土) 01:43
今も昔も政府(支配者)って悪い事してるんですねー。
ん?でも今は少し流れが変わってきてますか?
マリアさんやひみつさんの意見求む!!
33 :
マリア:2001/06/09(土) 02:05
>>32ええ!かなり変わってきてるわよ。
神々は人を見放さないわ。いつも語りかけてるの。
後は人が自らの良心に従って、どれだけ行動するか。
諦めてはダメ!諦めたらもっと不景気になるわ。
34 :
特:2001/06/09(土) 03:22
>後は人が自らの良心に従って、どれだけ行動するか。
>諦めてはダメ!
めっちゃ個人的に心に響きました。がんばるぞっと
35 :
名無しさん@1周年:2001/06/09(土) 06:13
o
36 :
ひみつ:2001/06/09(土) 22:41
>32
政府が悪い事をするというより、支配者側はいつも自分の都合にあわせて、
利益を得れる行動をするものなのでしょうね。
だからこそ、それを変革させる人々によって、
新しい歴史がつくられるのでしょうね。
37 :
特:2001/06/09(土) 23:55
今平田篤胤の本を読んでるのですが、幕末と今の時代って
社会の状況とかすごく似てますねー。
平田篤胤は宗教者というよりすごい学者ですね。
マリアさんが別スレでいろんな事は科学者が解明するといってましたが
まさに平田篤胤は科学者の部分を担ってるなーとおもいました。
正しい方向に科学が進むといいですね。
この本は、科学者に読ませたい本です。
しかし平田篤胤の人格は正に神が生きてるなーとおもいました。
38 :
名無しさん@1周年:2001/06/10(日) 03:47
一霊四魂説については、深見東州先生著・『強運』(たちばな出版刊)に大変分かりやすく書かれています。
ぜひ、読んでみて下さい。
39 :
ひみつ:2001/06/12(火) 03:50
>>38 その深見さんの本の元ネタになっているのが、
平田篤胤なんですよ。
深見さんの教えは、その粗悪な孫引きで、しかも悪質な因縁論を牽強付会して、
純粋な信者から、玉串料と称する上納金を吸い上げているのです。
よって、読む必要を感じられません(私は一度読みましたが)。
age
続くかも。
42 :
寅吉:2001/07/05(木) 09:11
仙境異聞は面白いですね。
43 :
名無しさん@1周年:2001/07/06(金) 14:52
sage
a
あげてみよう
46 :
名無したん:2001/07/29(日) 19:20
講談社現代新書の「神道の逆襲」という本を読んでみれ。
東大倫理学博士のお坊さんが書いた本だが、平田神道のウラ
書いてあって面白いよ。
もっとも、漏れは神道の基礎知識が欠けているから、中途半
端にしか読み込めないけどな。
47 :
:2001/08/04(土) 21:21
48 :
:2001/08/05(日) 09:32
49 :
: