198 :
安堂:
●インドの宗教・哲学
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┃ ┃ バラモン教 ┃ウパニシャッド哲学┃ 仏 教 ┃ ジャイナ教 ┃ ヒンドゥー教 ┃
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┃ ┃前10世紀頃 ┃前7世紀頃 ┃前5世紀頃 ┃前6〜5世紀頃 ┃紀元前後に成立 ┃
┃成┃自然を神格化し、 ┃バラモン教の形式主┃ガウタマ・シッダー┃ヴァルダマーナ ┃グプタ朝期に確立 ┃
┃立┃崇拝する ┃義に反対し内面的自┃ルタ ┃(前549〜477┃農村を中心に浸透 ┃
┃・┃ ┃覚を重視 ┃(前563頃〜48┃ 頃) ┃ ┃
┃始┃ ┃ ┃ 3頃) ┃(尊称: ┃ ┃
┃祖┃ ┃ ┃(尊称: ┃ マハーヴィーラ)┃ ┃
┃ ┃ ┃ ┃ 仏陀・釈迦牟尼)┃ ┃ ┃
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199 :
安堂:2014/03/25(火) 00:16:45.02 ID:5ytLdoVm
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┃ ┃アーリヤ民族の繁栄┃大宇宙の本質ブラフ┃現実の人生を苦とと┃肉体的苦行の実践に┃『ヴェーダ』を根本┃
┃ ┃と除災招福を祈る賛┃マン(梵)と個人の┃らえ(四苦)、その┃より霊魂を浄化。 ┃聖典とし、仏教・ジ┃
┃ ┃歌を『ヴェーダ』に┃本質アートマン(我┃苦の原因は万物の真┃生命の絶対尊重 ┃ャイナ教の教義・土┃
┃教┃集め、生贄を捧げ、┃)とが同一(梵我一┃実の姿(縁起)につ┃(不殺生)と自己救┃着信仰を吸収した。┃
┃ ┃煩雑な祭式により神┃如)であることを正┃いての無知(無明)┃済をめざす修行によ┃神の恵みを知り神と┃
┃義┃々を祀る。 ┃しく認識することで┃にあり、八正道を実┃り解脱。 ┃一体になり、解脱す┃
┃ ┃(祭式万能) ┃輪廻を脱することが┃践することによって┃ ┃ることが目的。 ┃
┃ ┃ ┃できる。 ┃解脱(悟り)できる┃ ┃シヴァ神(破壊・創┃
┃ ┃ ┃(解脱) ┃と説く。 ┃ ┃造)ヴィシュヌ神(┃
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃維持)が最高神 ┃
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200 :
安堂:2014/03/25(火) 00:17:34.22 ID:5ytLdoVm
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┃ ┃バラモン階級が祭儀┃呪力を否定し、知の┃クシャトリヤ階級に┃ヴァイシャ(特に商┃現在インドの83%┃
┃意┃を独占。自己の地位┃獲得による救済を考┃支持され、統一国家┃人層)の支持をうけ┃が信者。 ┃
┃ ┃を確保し、身分を固┃えた。世界最古の哲┃(反カースト・反部┃る。今日300万に┃ ┃
┃義┃定化。 ┃学的思索。ドイツ観┃族)の精神的支柱と┃近い信者、特に金融┃ ┃
┃ ┃ ┃念論哲学に影響。 ┃された。 ┃業者に多い。 ┃ ┃
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