【ダボハゼ禅】坐禅と見性、別館【安堂閣下】六

このエントリーをはてなブックマークに追加
198安堂
●インドの宗教・哲学
┏━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┓
┃ ┃  バラモン教  ┃ウパニシャッド哲学┃   仏 教   ┃  ジャイナ教  ┃ ヒンドゥー教  ┃
┣━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┫
┃ ┃前10世紀頃   ┃前7世紀頃    ┃前5世紀頃    ┃前6〜5世紀頃  ┃紀元前後に成立  ┃
┃成┃自然を神格化し、 ┃バラモン教の形式主┃ガウタマ・シッダー┃ヴァルダマーナ  ┃グプタ朝期に確立 ┃
┃立┃崇拝する     ┃義に反対し内面的自┃ルタ       ┃(前549〜477┃農村を中心に浸透 ┃
┃・┃         ┃覚を重視     ┃(前563頃〜48┃ 頃)      ┃         ┃
┃始┃         ┃         ┃ 3頃)     ┃(尊称:     ┃         ┃
┃祖┃         ┃         ┃(尊称:     ┃ マハーヴィーラ)┃         ┃
┃ ┃         ┃         ┃ 仏陀・釈迦牟尼)┃         ┃         ┃
┗━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┛
199安堂:2014/03/25(火) 00:16:45.02 ID:5ytLdoVm
┏━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┓
┃ ┃アーリヤ民族の繁栄┃大宇宙の本質ブラフ┃現実の人生を苦とと┃肉体的苦行の実践に┃『ヴェーダ』を根本┃
┃ ┃と除災招福を祈る賛┃マン(梵)と個人の┃らえ(四苦)、その┃より霊魂を浄化。 ┃聖典とし、仏教・ジ┃
┃ ┃歌を『ヴェーダ』に┃本質アートマン(我┃苦の原因は万物の真┃生命の絶対尊重  ┃ャイナ教の教義・土┃
┃教┃集め、生贄を捧げ、┃)とが同一(梵我一┃実の姿(縁起)につ┃(不殺生)と自己救┃着信仰を吸収した。┃
┃ ┃煩雑な祭式により神┃如)であることを正┃いての無知(無明)┃済をめざす修行によ┃神の恵みを知り神と┃
┃義┃々を祀る。    ┃しく認識することで┃にあり、八正道を実┃り解脱。     ┃一体になり、解脱す┃
┃ ┃(祭式万能)   ┃輪廻を脱することが┃践することによって┃         ┃ることが目的。  ┃
┃ ┃         ┃できる。     ┃解脱(悟り)できる┃         ┃シヴァ神(破壊・創┃
┃ ┃         ┃(解脱)     ┃と説く。     ┃         ┃造)ヴィシュヌ神(┃
┃ ┃         ┃         ┃         ┃         ┃維持)が最高神  ┃
┗━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┛
200安堂:2014/03/25(火) 00:17:34.22 ID:5ytLdoVm
┏━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┓
┃ ┃バラモン階級が祭儀┃呪力を否定し、知の┃クシャトリヤ階級に┃ヴァイシャ(特に商┃現在インドの83%┃
┃意┃を独占。自己の地位┃獲得による救済を考┃支持され、統一国家┃人層)の支持をうけ┃が信者。     ┃
┃ ┃を確保し、身分を固┃えた。世界最古の哲┃(反カースト・反部┃る。今日300万に┃         ┃
┃義┃定化。      ┃学的思索。ドイツ観┃族)の精神的支柱と┃近い信者、特に金融┃         ┃
┃ ┃         ┃念論哲学に影響。 ┃された。     ┃業者に多い。   ┃         ┃
┗━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┛