>>563 一切とは
比丘たちよ、わたしは「一切」について話そうと思う。よく聞きなさい。
「一切」とは、比丘たちよ、いったい何であろうか。
それは、眼と眼に見えるもの、耳と耳に聞こえるもの、鼻と鼻ににおうもの、
舌と舌に味わわれるもの、身体と身体に接触されるもの、心と心の作用、のことです。
これが「一切」と呼ばれるものです。
誰かがこの「一切」を否定し、これとは別の「一切」を説こう、と主張するとき、
それは結局、言葉だけに終わらざるを得ないだろう。さらに彼を問い詰めると、
その主張を説明できず、病に倒れてしまうかも知れません。何故か。
何故なら、彼の主張が彼の知識領域を越えているからです。
南伝 相応部経典35-23
んで、一切皆苦が説明できる訳
んで、我も肉体に依存した妄想に過ぎないとなる訳
全てが空である理由もみんなこの一切、つまり六根を通して生じる
「有るな」と思わせてる妄想みたいな惑だから空=実体無しとなる訳