【仏教】悟りを開いた人のスレ141【天空寺】

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44カノン ◆SQiww/siDs
金(通貨)の話をしよう。
一言で言うと金というのは労働力交換の為の道具だ。
一人の人間があらゆる分野の仕事をするのは不可能だし効率的では無い。
手分けして、それぞれの分野で技術を磨きながら生産に加わったほうが全体の生産力があがり豊かで便利な世の中になることは明白だ。
金とはその労働エネルギーの交換の為のアイデアなのだ。
つまり金の価値を担保するのは労働力であり労働して物を生産したり供給したりサービスを提供する人達がいなければ
金はただの印刷された紙であり模様の刻まれた金属でしか無いのである。
例えば貴方が道路工事の仕事をしたらその労働の対価として賃金が支払われるだろう。
貴方はその金を貯めて車を買うとしよう。
するとその代金は車の生産に加わった人達に回りり彼らはその金でまた物を買ったり映画を見たりする。
するとそれらの製品なり作品の製作に加わった人達に金が回り彼らもまた物を買ったりサービスを受けたりして金が回って行くのだ。
その過程で徴収された税金がまた道路工事の財源に回されて道路工事をする貴方の賃金として返ってくる。
こうして資本主義社会は成り立っている。
この話の要点は金に価値を与えるのは労働者が物やサービスを提供する労働力であり、金は労働力交換の為の道具だということだ。
円とは良く言ったものだね。