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するとその女性は、眼を見開き私の顔を覗き込むようにしてから走り去っていき、近くの駅前百貨
店ビルの中へと消えていきました。今でも忘れられないのは、その女性がビルの扉を閉める間際に
こちら側にグイを首を伸ばして私の顔を凝視し、そして、ニカッ!!と奇妙に笑った姿です。まるで、「こ
れでもか!!」(これならば、この私が誰なのか否応なしに分っただろ!!)という感じでした。
私には、これが事実起こったことである(マイトレーヤは実在したという体験確認が得られた)とい
う確信があったけれども・・・そのあまりに途方もない出来事に畏怖すべく愕然としてしまった・・・。
この出来事は家族と親交のあるメンバーの一人にだけ話しました。私には、それが何者であった
のか、そして、この私(その信)を祝福されるために現れたものであったことは疑いようがなかったの
で、イチイチ確認をとるのは何だか憚れるような感じがしていた。
ちょうど体験から10年が経過した頃、このことを知るそのメンバーが「事実ならば広く知らせた方が
他のメンバーのためにもなるし、確認だけはした方がいいと思う」と、私に強く助言してくれたので、
私は勇気を出してハイアラキーの覚者とのコンタクティーであるグループの師に確認の問い合わせ
をし、それが事実の出来事であったとしてグループの情報誌に掲載され、世界配信されたのです。