>>271:訂正
×「外道を下位を置くための」
○「外道を下位に置くための」
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*誤解を起こし、混乱している人のために提示しておきます。
『原始経典には一般に三法印とか四法印とかの説はない。しかし五蘊などの諸法の無常・苦・無我
については無我相として随所に説かれ、これを有為の三相としている。パーリ仏教もこの説を受けて
いる。有為を脱することによって寂滅涅槃が得られるから、以上四つで四法印とされたものであろう。
(p155)』(水野弘元著『仏教要語の基礎知識』新版第1刷/春秋社刊)
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無常・苦・無我の無我相→
“これを有為の三相としている”
“有為を脱することによって寂滅涅槃が得られる”
(つまり、『ウダーナ8:3』にある通り、有為とは異なる無為があるからこそ、
有為からの解脱がそれとして覚知されるということ)