☆ 卍 仏教 質問箱 卍 ☆ パート32

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735宝珠愚者@(規制代行)
>>731
こういうのは、仏典に明確な根拠があるというものではありませんが、
遺伝的要素とその影響、そして霊障がある場合なども指して、
これらを含めて世間一般的に“先祖の因縁(家系の因縁)”などといっているわけです。
霊障については、特定の一先祖が餓鬼や未成仏(一般的な呼称として)となっていて、
これが子孫に悪影響を及ぼしている場合などであり、
中には、他者による一家系への呪い的な状態であることも稀にあるでしょう
(先祖の中の誰かが他者を惨殺しており、その恨みと霊障が子孫に代々祟っているケースなど)。

そして、あなたがどの家系に生まれていくかというのは、
転生者、個人の過去世における総合的な業(カルマ)とピッタリと適合する家系、
及び、その両親の元へと磁力的に引きつけられて母胎へと宿るのです。
そのベストマッチとタイミング性は実に完璧なものであって、これは神秘中の神秘です。
転生した個人は、もしも霊障を受けていればそれを解くことと(祖霊供養などにより)、
受け継いだ遺伝的要素については、これを個性(業)として受け入れて克服していかざる得ません。
* ただし、何でもかんでも霊障を疑ったり、原因を先祖のせいにしないように!

仏典は全能な万能薬(“すべて”が書かれている)というわけではない・・・。