仏教議論スレッド47

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511神も仏も名無しさん
>>508
悟り云々の話は、悟って見なくちゃわからないから、あんまり細かい事言ってもしょうがないけど

2つの命題の違いは、「悟り」自体にはない。悟りの境地に優劣を付けることは、あるけど解脱という意味では同じ。
後者は、菩薩、声聞、独覚を含む悟り(個人的には、外道の解脱者も含めた悟りの全体集合を意識したがまあいい)
前者は、悟りのための滑走路がしっかり整備された=仏教の、つまり「出家者の」を意味する。

>理論に明け暮れていたのはむしろ、竜樹が批判した部派の人達なんじゃないの?
これは、通説ではそうなってるけど、>>463にあるように、後世の中観派は、龍樹の論理を論証しようと
帰謬派と自立派に分かれて、理論に明け暮れてる。これは、中論をよめば龍樹自身にも言えることで、
論争や哲学する暇があったら、修行しなさい。と言った釈尊の教えを無視してる。

まあ、結果として仏教は哲学として大きく発展することになったわけだから否定しないし、龍樹が偉大であることに変わりはないよ。