>>572 >仏典中登場する「神」や「悪魔」をあくまで霊的生命体としてでなく
>「人間」としての「隠語」として解釈している点です
>そこがあの方の唯一の欠点です
いや、妥当な正しい解釈でしょう。
(そう見なすのは宮本氏に限らずです)
これは以前に一代にも指摘した通りであって、
素朴実在論による間違いなどというものではなく、
ほぼ明白な確定論といえるでしょう。
念のために以下に再掲しておきます。
仏典でいう「悪魔」とは五蘊と五蘊の性質に対する比喩的象徴(決まり文句)です。
本当に恐ろしい悪魔が眼前に出現してるというわけではありません。
ゴータマは五蘊と五蘊の作用こそが、
自身を真実でないものへと縛り付ける苦悩の根源と見なし、
これを悪魔と呼称しました。
まず、仏典であればこれについて例外はない筈ですので、
このように読んでいけば、経文にある象徴の背後にある真義に迫れるものと思います。
はい、 これがゴータマ自身によって明らかにされた“悪魔”の正体です。
(“魔羅”マーラと表現されたり様々ですが、すべて同様です)