>>226 >実際、「空と相応している諸経典」は消滅するどころか漢訳や蔵訳もされ、
そうではなくて、
大乗徒の存在は上座部(小乗)のアンチテーゼであり、
その基本精神は“菩薩の偉大さ”を説くことによって、
上座部の覚りをより低きものとしてのレッテルを貼りつけること。
同時に原始経典に対してまで小乗経の印象付けを図った。
そうして、大乗の絶対性を確立しようとしたのです(上座部信者を大乗側へと奪うこと)。
インドでは仏教が衰退し、シナ(中国)仏教においては智の影響下で、
日本も含め阿含経(漢訳原始経典)は千五百年もの永期に渡って陽の目を見ることができなかった。
まさに大乗によって、本物であり、かつ唯一の仏説がこうして闇へと葬られてしまったわけです。
ゴータマの予言は“ズバリ的中”したのですね。