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どんなものも嫌ったりしないで生きて行けるって心はいつも私に約束していた。
しかし、嫌いになるかどうかの意思決定以前に、そもそも何かを好きになる自由がないのに気がついた。
勝手に何かを好きになって何かを嫌いになっている。
無意識に好きになるのは、好ましいのはよいことだろうか。
むしろ地獄を内包した心の暴走かもしれない。
私たちは自らの心の動き、自らの心のベールをはがしてゆくことしかできません。
何かがわかったといいそれを誇示するのは、自分の心を土台とした2重の夢であり、またその夢はなかったという
3重の夢です。そして夢は誰かに認めてもらうことを求める。
自らの無知、思い込みに気づくことが知であり、そこには謙虚さがあらわれるのではないでしょうか。
言葉に対応して、どのように語るか。
その細かいニュアンスに、自分を理解さしめる影響か、自分を基調とした更なる夢見に
人を誘うかの正反対の影響がこめられます。