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基本。:
このからとのほんは、ザ掲示板のおやさまに、こんな風にまとめておきました。
[47] 基本。
自由貿易を求めて、開港を迫る軍事大国アメリカ。
それは、日本に、没落する産業を生みました。
その難儀を、自らが、難儀の中に飛び込んで、ひながたとする。おやさまの思想です。
貧乏の中で、賭博に誘われてはまってしまう、兄。秀司。
それを、浪花の街に、拍子木を叩いて、神名をながし、兄をさがす小寒。
ここに、谷底せり上げの、隔て無きろくぢの思想があります。
南無 天理王命。
これこそが、おやさまの、高山のとふじんへの、闘う姿勢そのものでした。
中山家の母屋の買い手が見つかり、いよいよ母屋取毀ちの時、
「これから、世界の普請にかかる。祝うてくだされ。」と、おやさまは、仰せになり、いそいそと、人夫たちに酒肴をだされている。
白人の世界の中で、奴隷の立場にいたアメリカが、独立戦争を経て、列強の仲間入りをすべく、アジアの門として、日本に開国を迫った。
それは、まさに、谷底せり上げの世開けの到来であった。
嘉永六年。おやさま56才。
ひながたである。
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唐人お吉の仕えた、ハリスこそ為替差益で暴利を貪った張本人との事です。
米国の経済支配の お筆先執筆以前が、そこでも、同じ話が説かれていたとわかります。