さて、この3人の犯人のうち、竹岡誠治と○○○○は創価学会員。
特に竹岡は学生部時代、昭和45年春に起きた創価学会による
「日本共産党・宮本委員長宅盗聴事件」で実行犯を勤めた人物。
中央大学卒業後は第三文明社に入社し、その後は聖教新聞社に入社して広報局担当部長にまで出世した。
しかも、今回の恐喝事件の逮捕直前まで、豊島区の分区の副区長であったという上級幹部(身辺に捜査がおよび、
学会側に弁護士を通じて連絡し役職を辞したらしい)。
また○○も、自分自身が壮年部副本部長という地位にあったばかりでなく、
妻も圏幹部を務めるバリバリの学会員である。創価学会広報室は週刊誌の取材に対し、
「竹岡氏、○○氏とも当会会員です。役職はすでに辞任しております。
突然のことでたいへん驚いています。当会と直接関係ない事件とはいえ、
報道のとおりなら会員にあるまじき行為であり残念です」
などと答えているが、本当に「当会と直接関係ない」などとコメントしていて良いのかどうか、
もう少し真摯に事態を受け止める必要があるだろう。昨年には、創価大学関係者3名が、
携帯電話の通話記録を盗み出して有罪判決を受けている。こうした犯罪体質は、もはや個人責任の次元ではない。
こういう謀略(ぼうりゃく)体質の宗教団体が、政権与党を使って
日本の政治を裏から操(あやつ)っているというのは、実に恐ろしい現実である。
<平成16年3月>