なんで生きているんだろ

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70神も仏も名無しさん
>なんで生きているんだろ
大事な問いである。
これがヨーロッパや中東、アメリカでは、すぐに答が返ってくるが、
それらの国から日本は地理的に遠いこともあって、歴史的に情報が遅れ、
この生きる意味を問う人間の根幹に係わる問題に、即答できる者が少ないのだ。

彼等は、「宇宙の創造主である神が、ご自分の愛を人間に与えたいと願っているからだ」と答える。


そこで世界の人々は、どこからその答を導きだしたか述べてみよう。

旧約聖書から生まれた宗教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の教えでは、宇宙の創造主を神と名づけている。
だから聖書を信じる者は、神は全知全能であると認識し、その神によってすべてが創られたということは、
とりもなおさず人間も同様に被造物であると理解し、人間は神と共にいることが最高の幸せであると信じる。

そして、多くの日本人には、信じられないことだろうが、宇宙の創造主である神は、人間を創造した時から、
実際に人間と言葉を交わされてきたということだ。その証明が旧約聖書と新約聖書である。
71神も仏も名無しさん:2012/09/14(金) 16:01:27.76 ID:8c6ojZ6R
さて、
なぜ人間は創られたのか?
それは、宇宙の創造主である神が、ご自分の愛を人間に与えたいからであるが、
神はまず人間の為に環境を整えられて、そして人間に自由意志を与えた。
自由意志とは、何でも好きな様にではなく、「良いことを自由に選択ができる立場」を意味する。

ところが、始めに創られた人祖は自由意志を使用して、創造主である神に逆らったのである。
それで、神は、人祖をご自分から離された。それで死が入ってきたのだ。
だから人間には死が訪れる。

しかしながら、神は人間を哀れみ、壮大な計画をたてて救うことを実行された。
まず始めに特定の民族(イスラエル)を選び出し、常にその民を叱責しながらも特別保護した。
そしてその民族に神が唯一であること、
神は人間にとって絶対的であること、
絶対的であることは神に忠実であることを教えるために
神は人間に理解できるようにと民族の代表モーゼと契約を結ばれた。←・・・・・・・・・・旧約
(契約条項が書かれたものが「十戒」であり、人間として守るべきことが書かれている)
そしてイスラエル民族はその契約を守るユダヤ教徒として生活を送っていた。
そして神は、イスラエルの民の歴史を通して、その民の預言者の口を通して救い主を送ることを告げ、序々に
救い主がダヴィドの家系から生まれるとまで神の計画を明らかにし、救い主を送る道が整えられていった。
このように宇宙の創造主である神は、人類を救う道を示されたのである。

ーーーーーーーーーーーー↑ここまでは、(ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒)共通認識
72神も仏も名無しさん:2012/09/14(金) 16:03:50.96 ID:8c6ojZ6R
しかし、救い主が生まれた時代は、イスラエルの民は当時ローマ帝国に支配されていたから、
圧制から自分達を解放してくれる者が、救い主であると捉えた者が多勢占めていた。

その時代(西暦0年)に救い主として生まれたイエスは、30歳になって活動を始められたが、
イエスの目的は、ユダヤ教を更新した新しい信仰共同体に於いて、人類を救う為であった。
そしてイエスは、自分が神の子であることを示され、その新しい信仰共同体、
つまりカトリック教会を世の終わりまで継続させる為に、その信仰共同体の司祭として12使徒たちを選び、
3年間自分の下で教育し、ご自分の創始した信仰共同体と「救いの契約」を結んだ。←・・・・・・・・新約

ところがイエスは、使徒の一人ユダによって裏切られ、十字架に付けられて亡くなり、墓に葬られた。
しかし、イエス・キリストは3日目に復活して、使徒たちや改心した女性などの目の前に現れた後、
キリストは人類を救う為に12使徒に権能を与え、かつ、ペトロにキリストを頭とする地上の教会の権威を与えた。
そしてキリストによって使徒たちに約束の聖霊が降臨したことによって、各々が其の使命に目覚め活動をはじめると、
キリストは世の終わりまでカトリック教会と共にいることを宣言されて、12使徒の前で天に昇られたのである。
その後、カトリック教会は、キリストの契約(約束)どおり発展し、迫害を乗り越えてヨーロッパ全土に広がり、
4世紀にはカトリック教会が国教となって、文化や芸術がますます開花していった。
しかしながら、1500年を経た中世の時代に入ると、カトリック教会は人間の弱さもあり問題をかもし出したが、
カトリック教会内で自ら刷新したことによって、人類を救う為に神の教会として21世紀まで存在している。
これは旧約の契約が成就したように、カトリック教会と神との契約、即ち新約によって必ず成就するはずである。

ーーーーーーーーーーーー↑ここまでは、、キリスト教徒
73神も仏も名無しさん:2012/09/14(金) 16:12:20.39 ID:8c6ojZ6R
キリスト教徒は、自分の人生を終えた後に、神に召されて神の国に入ることを望む。だから、帰天という。
神の国に入るには、家柄、財産、学歴等は、何の考慮もされない。
だから、不器用でも、まじめに誠実に生きることが大切であり、結果が悪くても、その目的と其の過程の努力が重視される。
要するに、神のその人の評価は、人間の視点と全く違い、ごまかしが効かない。
しかもありがたいことに、真の神は怒るに遅く、哀れみ深い。

キリスト教の指し示す神は、信じるに価するし生きる希望だ。(信じるとは自分の思い通りになる事ではないよ)