大川隆法 政治提言集−日本を自由の大国へ−
・日本を国難から救うための国防政策
憲法九条は改正すべき『国家の気概』P128〜
日本国憲法の第九条は、遅くとも二〇二〇年ぐらいまでには改正すべきだと思います。「自分の国を守る」ということを憲法で明文化できないのは、
主権国家として悲しいことです。したがって国家の主権を放棄する条文、存在そのものが違憲の疑いのある憲法九条は、やはり変えるべきです。
自衛隊法の問題『幸福実現党とは何か』P105〜
今の自衛隊法では、攻撃を受けなければ反撃ができません。向こうが攻撃しなければ日本は手を出せないのです。
しかし、日本のほうが、「戦争の危険がかなり高いので、備えをして、きちんと対応する。国力相応の防衛力をつけ、自分の国は自分で守る」
という意思表示をし、「いざとなれば実力行使も辞さない」という強い態度を堅持していれば、何も起きずに済む可能性はあります。
日本の外交戦略『幸福実現党宣言』P206〜
昔、日本が戦争に追い込まれたときには、アメリカ、イギリス、中華民国、オランダによる「ABCD包囲網」というものがありましたが、
そのようなかたちで再び補給路を断たれるようなことがあってはならないと思います。そのため、将来の日本の経済が繁栄できるように、
あらゆるかたちで外交ルートを開拓し、付き合いのできる国をインドとの同盟を『日本を夢の国に』R27〜
インドは、日本が軍事同盟まで踏み込んでもアメリカが文句を言わない国ですし、非常に親日的です。また、十二億の人ロを持っていて、
中国とも拮抗できるぐらいの大国なので、インドと同盟を結んでおくことは、日本の防衛にとっても非常にいいし、将来的な経済発展においても
いいことです。
※二〇〇八年十月に、当時の麻生政権がインドとの安全保障宣言に署名しており、日印関係については前進してきている。増やしておくことが大事です。
したがって、アメリカともロシアともオーストラリアとも友好関係を結ばなければいけません。また、インドをはじめ、アジアの国々とも友好関係を結ぶ
必要があります。