この世というものは仮の世です。永遠の生命を生きている者同士が、
同時代に、この物質世界において、肉体に宿り、人間的生活を送ることによって、
共に切磋琢磨しているのです。
そして、盲目の人生を生きている人が数多くいるからこそ、
偉大な光たちも、次々に、この世に舞い降りて、衆生の救済に
いそしんでいます。
ある者は男の肉体に宿り、また、ある者は女の肉体に宿って、
地上の人々を教化し、救済することに、命を懸けております。
以前、私の著書『永遠の法』(幸福の科学出版刊)がミリオンセラーになりました。
「この世とあの世の仕組み」と「転生輪廻の法則」を述べた、
この真実の本は、すべての人が、死ぬ前に一度は読んだほうがよいと思います。
生きているうちに読んでこそ、その人生は光り、また、死後の人生も光ります。
人は必ず死を迎えます。それが、いつであるかは分かりません。
きょうか、あすか、あるいは一年後か、十年後か、二十年後か、
それは分かりませんが、死は百パーセント必ずやってきます。
「その後に来る人生こそが真実の人生である」ということを、
また、「今世というものは、その後の、真実の人生を生ききるためにこそ、
意味を持っている。魂を鍛え、光らせるために、大いなる意味を持っている」
ということを、『永遠の法』は示しているのです。
大川隆法著『永遠の生命の世界』第5章