大川隆法 政治提言集−日本を自由の大国へ−
・日本を国難から救うための国防政策
日米同盟が平和をもたらす『危機に立つ日本』P167〜
日米安保が存続し、日米が組んでいる間は、日本に戦争は起きません。日米の経済力とアメリカの経済力および軍事力を合計すると、
今、地球上でこれに対抗できる国はないので戦争は起きないのです。
日本が中国の植民地になる?『国家の気概』P124〜
今世紀前半、もしかすると、日本が中国の植民地になる可能性も十分にあります。その可能性は二〇二〇年から二〇二五年ぐらいの問にあるので、
こういう未来は避けたいのです。もしも中国が、一兵も使うことなくやすやすと台湾を手に入れたならば、次は、当然、尖閣諸島を取りに来ます。
尖閣諸島を取ったあとは沖縄です。このとき、アメリカが中国と連携し、運命共同体のような関係になっていた場合には、日本にとっては非常に
厳しい状態になります。
中国が軍備拡張に走る理由『夢のある国へー幸福維新』P.82〜
なぜ、中国は、軍事費を十パーセント以上伸ばし、軍備を拡張しているのでしょうか。それは最終的にアメリカとの覇権戦争に備えているからなのです。
※日米中の関係については大きく三つのシナリオが考えられる。一つ目は、日米同盟を堅持して中国の覇権主義に歯止めをかけていくケース。
二つ目は、アメリカと中国が連携して日本に圧力を加えてくるケース。そして三つ目は、中国が日本を取り込んで、アメリカに対抗するケースだ。
日本も防衛空母をつくる『日本を夢の国に』P41〜
今、中国が、原子力空母をつくり、二〇二〇年までに空母部隊をつくる予定でいるので、やはり、日本のほうも原子力防衛空母をつくるべきだと思います。
できれば四隻ぐらいは欲しいところです。このくらいあれば、国の守りは十分です。
それから、原子力潜水艦も、やはり何隻かはあったほうがよいでしょう。そこからトマホークが撃てるぐらいのものを持っておれば、防衛上は、かなり強くなります。