震災で亡くなった人も、街が復興する姿を見て、悟っていく
震災などで亡くなっても、あの世を信じていた人、
たとえば、幸福の科学の教えを信じていた人の場合には、
たぶん、じきに成仏するはずです。それは大丈夫です。
ただ、生きていたときに、宗教とか、あの世とかを、全然、信じていなかった人、
そういうものを否定していた人は、震災などで亡くなると、何が起きたのか、
なかなか分からないので、すぐには成仏しないと思います。生前、宗教やあの世を否定していて、
突如、亡くなったような人は、生前の生活に執着しているので、平均して三年程度は、だいたい、
地表近くで、うろうろしているものです。
彼らは、「何が何だか分からない」という状態なので、導きの霊でも、なかなか彼らを導けません。
これは、交通事故などの場合でもよくあるのですが、いきなり死んだ人は、「どうしたのか。何が起きたのか」
ということが分からないわけです。
宗教的なことを知っていた人は、死後、わりに成仏が早いのですが、そういうことが分からない人は、
死んだときのままの状態が数年ぐらい続くことが多いのです。 (中略)
それから、震災などで死んだ人のなかには、死んだときのままで時が止まってしまう人がたくさんいますが、
そういう人は、街が復興していく姿を見ていて、だんだん悟ってくることもあります。
しだいに街が復興してきて、普通の状態に戻ってきたら、だんだん悟ってきます。多少、時間がかかるのです。
大川隆法著『永遠の生命の世界』第2章