(続き)
人生の中において、退かんとして退かず、一歩も譲らず前進のみ続けるという気持ち、
こうした不退転の気持ちが生ずる背景には、
【【【まず高邁(こうまい)な理想があるということを知らねばいけない。】】】
【【【理想なき者は、容易に挫折するのである。 】】】
しかし、【【【理想ある者は、挫折すると見えしことがあっても、再び起きあがり、
立ち上がり、挑戦をしていくのである。】】】
【【【人生は不断の挑戦である。不断のチャレンジである。】】】
【【【起上小法師(おきあがりこぼし)のように、
七転び八起きというのが、本当の人生の姿であるのである。】】】
【【【七転び八起きをしていく背景には、
それはやはり、強い強い願い、希望、高邁な理想、高い高い目標、
これがどうしても必要なのだ。】】】第一段階として、
【【【どうしても高い理想の設定、これが必要である。】】】
【【【諸君らは、これ以上大きな理想はないというような理想でもよいのだ。
そうした理想を持ちなさい。】】】
【【【自分を自己限定してはならない。また、断じて自己否定してはならん。】】】
【【【自分はつまらんものであるとか、自分はくだらん人間であるとか、
自分の劣等感を助長するような言葉を、断じて発してはならん。】】】