その意味で、「穴があったら入りたい」と思っている人は、
【ほかの人の視線や言葉などをよく感じ取っている、意外に素晴らしい人なのかも知れません。】
したがって、どうか、考え方を変えてください。「自分はいま、経験を積んでいるのだ。やがて、
いまの自分と同じような人たちを指導できるときが来るのだ」と言うことです。
時間に耐え、粘り抜いたら、やがて、そういう身分になれるのです。あきらめてはいけません。
【【【恥かいたとしても、すぐに忘れることです。忘れるということは、ありがたいことです。
人間は、次々に新しい経験をして、古いことを忘れていきます。
そういう意味で、忘却ほど素晴らしいことはありません。】】】
【【【悪いことは、すぐに忘れましょう。できるだけ早く忘れる人は、優秀な人です。
悪いことを長く覚えている人は、愚かな人です。】】】
【【【そして、たまにあったよいこと、ほめられたことなどは、長く記憶するようにしましょう。
それが優秀な人です】】】
【【【ほめられたら、長く記憶し、怒られたら早く忘れましょう。
これが、人生を明るく生き、長生きするための秘訣なのです。】】】 (終わり)
※ウツになってくると、「自分は欠点だらけで、長所など一つもない」と思い込むようになります。
そんなときは、週に一回ぐらい、「自分のいいところを見つける時間」をとってみましょう。
優れているところ、頑張っているところ、恵まれているところなど、見落としている「よい面」は
たくさんあるはずです。少なくとも、「過去の自分」より向上している部分は必ずあります。
「自分をほめる」という考え方は、「希望の法」第一章にも説かれています。