【日本は諸外国と比べ精神的にみすぼらしい】
ブラジル、インド、ネパール等を回って説法してきて、「日本のように信仰心が薄
い国は恥ずかしい。人間として尊厳が薄い」ように感じてならなかった。日本は経済
的・物質的な発展はしたが、それらは天変地異が起きればもろいもの。日本は自分た
ちが先進国と思っていたかもしれないが、「信仰を持っている国はすごい、人々は熱
いものを持っている」ということを知らないといけない。
日本の国は精神的にみすぼらしい感じをうけた。疑いをもって国是としており、
「疑いの民主主義」で、宗教は裏側にひっこんでいればいいとしている。精神性がす
ごく低い。神仏への尊崇の念がない。それでこれだけの発展をしていることに、一定
の反作用が来るのは当然かなという感じもした。
2年弱、政治活動をやってきて、フェアでない感じがした。信仰心が強い国では政
治家のトップクラスが私の講演会にきていたし、新聞・テレビも当然のごとく報道し
ていた。日本では、私たちの言ったことがその通りになって政策を変えないといけな
くなっても、その因果関係を検証されることなく、黙って逃げられると思っている。
ある程度正当に評価、判断されることが必要な時期がきている。