哲学板で「マルテイン・ハイデガー、今。」というスレッドを立て、そこでハイデガー思想と
麻原彰晃の教義を読み比べ、その横断性の有無をやっているものです。元オウムの方や現Alephの
方、麻原さんの本を読み込んだことのある方の書き込みも歓迎します。横断性の1は、人間が覆蔵
された経歴(仏教でいう業)の発現する場として考えられる。そこから本来性を考えていく、但し
本来性に解脱を持ち込むかは異なる。横断性の2は、サリン事件の思想があるとしたら何かという
問題で、ハイデガーにおける有・Seyn すなわち底無しの深淵としての了解性を指し向ける根源
、というのがあり、現代社会の存在の窮迫への正当防衛として考えられている。それと無差別殺傷
とのつながりの有無、ということです。オウムが犯罪集団だったことと、麻原さんの教義の底知れ
なさ、は両立する、というのが僕の見方です。尚、上記ハイデガーのスレッドのURLは以下の通りです。
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/philo/1295574080/