632 :
科学カルト:
科学カルト
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
「科学は嘔吐を催す。否、否、三たび否!」フリードリヒ・ニーチェ
科学カルトとは、多くの自然科学者が信仰するカルト宗教。科学者ゆえに科学を妄信する傲慢さから生まれた宗教である。
この信仰には以下に記述する通り、大きく分類して2種の形態がある。
目次
1 その1.傲慢さゆえの「科学カルト」
1.1 主な教義
1.2 教団内のセクトについて
1.3 科学カルト信者について
2 その2. 似非「“科学”カルト」
その1.傲慢さゆえの「科学カルト」
近代に興り、ルネ・デカルトが教祖とされる宗教である。科学の発展に伴って信者数も増加、
特に19世紀以降は入信者も激増して益々強大になり、現在に至る。今後もその勢力を拡大さ
せるのは必至であろう。現代は自然科学分野における大きな発展を遂げた時代といわれる。
ゆえに多くの科学者達は自らの学問や研究、技術といったものを過信する傾向にあり、既存の
宗教やオカルト的迷信を否定するだけでなく、社会科学や人文科学をも軽視、否定するといった
科学技術への傲慢なまでの妄信を持つ科学者の出現が後を絶たない。そういった彼らの信仰
する宗教が「科学カルト」である。彼らの教団は主に大学等研究機関を活動拠点とし、そこで「科
学」という神学研究を行う傍ら、学生達への布教活動も行う。また、彼らは研究機関内だけでなく、
マスメディアを通じて大衆にも布教活動を行うが、聖職者になれるのは教団に所属する研究者や
入信した学生のみである。このように大々的に宗教活動を行うものの、彼らは自分達の信仰を「宗
教」呼ばわりされることを極端に嫌う。
彼らの多くに見られる習性として、エリート志向の強さが挙げられる。また、低学歴層への強いル
サンチマンを持ち、新自由主義や、時には権力とも結びついて低学歴層に対する迫害を企てよう
とする者も少なからず存在する。