【正規】キリスト教@質問箱268【正統】

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560サロメKoS自治カトリック ◆LGhlot2baY
乱立スレから改宗

【正規】キリスト教@質問箱270 【正統】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/psy/1294214998/240

240 名前:神も仏も名無しさん[] 投稿日:2011/01/10(月) 22:43:19 ID:E/f72LlR
質問ですが。

1:キリスト教では「心」というものをどのように解釈しますか?
キリスト教においての「心とは何か?」を教えてください。
2:「神の、み心」というのはギリシャで言うアガペーにあたるのでしょうか?

1 キリスト教における人間の構造の理解はガレイヌスの思想によります
  生気論に代表されるように東洋の伝統医学にも通じるものがあって興味深いのですが

  人間の構造は 人体と生命 それをつなぐ霊 で霊は神の息によって作られたので不滅です
  生命と人体は霊とつながっている限り生きることができますが 原罪により霊を支えていた神
  聖霊が去ってしまったため 有限に生きることしかできなくなりました

  この認識の上で心は霊と命と体がつながってある部分に存在すると考えられています
  いわゆる 魂ですね
  魂は人間の脳髄や神経系 リンパ系 血管網を通じて私たちの認識を行う こんな感じです
  霊が肉体から去るとき 魂が蓄積した記憶はそのまま霊に移行する
  そう考えられているようです これはカトリックを中心とする伝統的な考え方です

2 アガペーは御心のごく一部です 神は広大無辺ですから人知の及ぶものではありませんが
  旧約聖書の義人の信仰と行動 預言者の言葉 新約のイエズスの教えや使徒たちのメッセージなどから
  うかがい知ることができます
  ちなみに神の御心との一致が善であり義であり信仰だとキリスト教では考えます