>>195 そのように述べた上で、最後に大審問官は、決定的なひと言を言います。「我々の仕事仲間
は、おまえではなく、あいつ(サタン〔ルシフェル〕)なのだよ」と。
確かに、キリスト教においても、「極端な異端排除(火あぶりなど)をした教皇のところには、
ルシフェルが入っていた」と、総裁もおっしゃっています。(注)
※ ハワイで主が、おっしゃったこと
これを見ると、幸福の科学の教えが広がると、教会が今のままの考え方をしている限り、
自然と「キリスト教の教会制度が滅びることになる」(ミカエル)ということの意味が、よくわか
ると思います。「二千年前にイエスが言ったこと」以外は、"現代のイエス"や"現代のイエス
の父"は、言ってはならないわけですから、それは、「現代人を救済してはならない」と主張
しているに等しく、そのように、「自ら(ミカエル)がつくった制度や立場を守るために、現代及
び将来の人類の救済を犠牲にしてもかまわない」というのであれば、韓信が主張するように、
「この戦い(キリスト教、ユダヤ教らも飲み込んでいく)は、早晩避けて通れない」ものとなる
のであり、「新しい宗教を開くとは、そういうことである」ということになるわけです。
ハワイの"Be Positive"の御講演の中で、主は、"People of the world really need a savior
to save from religions."(現代の人々は、なんと、宗教から人々を救い出す救世主を必要
としている)と、おっしゃいました。ここでおっしゃっている「宗教」(religion)の意味は、キリスト
教に関する限り、以下で述べるように、その前後の文脈から見て、主として「教会」(church)
のことを意味している、つまり、「現代の救世主には、教会から人々を救い出さなければなら
ない仕事がある」ということをおっしゃっておられることは、明らかです。