仏教議論スレッド 07

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543生命論(仮)
【各論】
・「苦」は、危険危機察知、回避として、なくてはならない必須の『生命』(生命)維持の為の機能。
  ・また、諸々の「楽」や「幸」が感受されるのも、それが輝くのも、「苦」あればこそ。
・主論を踏まえ、そうしたものとしてある『生命』の価値を低く扱い(それよりも上位の価値を据え)、
  時に「無視」し「否定」する各宗教は、反『生命』の悪しき存在である。
  ・また、各宗教によって『生命』より上位に置かれる種々の価値も、
  (主論を踏まえ)『生命』から発しているので、自己矛盾に陥っているナンセンスな主張。
  ・また、同様に「聖―俗」の対比も、最上の価値である『生命』に基づく「人の生」(=俗)と
  別なる価値を設定し、それを上位に位置付けるので、悪しき考え方であり、また妄想である。
  『生命』に基づく「人の生」(=俗)のみがあり、「聖なる価値観」など存在しない。
  ・キリスト教の「罪概念」も、最上の価値である『生命』に基づく「人の生」(=俗)を
  「罪」として、「悪しきもの」として位置付けるので、反『生命』の思想である。
  ・仏教の「苦概念」(一切皆苦)も、最上の価値である『生命』に基づく「楽」や「幸」を無視し、
  「人の生」を悲観的なものと位置付けるので、反『生命』の思想である。
   ・「苦」と「楽」も、相互に関係し合い、その存在を支え合う対概念であるので、
   一方のみを見、また一方のみを排除するのは誤り。双方ともに排除するのも、悲観的で誤り。