★★『幸福の科学』統合スレッドpart366★★

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332精舎日記

雲水の一人に脳機能障害の女の子がいた。
この子は昼間は夜の食事まで寝ていて夜中になると、起き出して部屋で大きな音を立てながら朝方まで動き回るくせがあった。

以前いた精舎で館長から、お前は頭がおかしいんじゃないのか、病院へ行け、と真面目に言われたと、後に本人から聞かされた。
彼女は、一年はここにいるつもりだ、といっていた。

よく、入山させてくれたと思います、と自分で言っていた。
そりゃ、そうだ。
雲水修行は半期で50万円なので、1年だと100万円精舎に奉納することになる。(当時)

それに、彼女の面倒を見るのは職員ではないのだ。

職員からの引継ぎ事項など、皆無だった。
当初は3人で一つの部屋を使わされていたため、(暫くして私は隣の部屋へ移った)私たちは、よく睡眠不足になった。
大量宿泊が続いていたため、酷い時は、殆ど一睡もせずに朝5時半から夜中12時過ぎまで肉体労働に従事したこともあった。

ある日、いつものように、睡眠不足のまま早朝から夜中まで肉体労働が続いた日のこと、厨房で翌朝の食事の準備を終えて、やっと床に就こうかという時に、ふと翌日の予定が気になり、そのまま研修室へ椅子並べにいった。
翌日は続けて早朝から仕事が入っており、恐らく研修準備が間に合わないだろうと思われたのだ。

12時を過ぎていた。
部屋を掃除し、座布団から全てころころがけをした。
汗だくになって時計を見たら一時を過ぎていた。

翌朝、6時過ぎに厨房に降りて作業をしていると、なにやら受付が騒がしい。
血相を変えて雲水が厨房に飛び込んできた。