天理 2

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41基本。
諸井国三郎氏の旗製作の場所、豊橋で「旗屋」さん関係を検索しても「のぼり」としてしか出てこない。
東海関東では、「鯉のぼり」の「ゆぼり」という呼び名が通例であり、「フラフ」というのは、「のぼり」に比較して、豊橋で用いられていたとは認めがたい。
つまり、旗=フラフという認識は、東海地区の常識とは言いがたい。
「フラフ」と言う言葉は、「高知」の特産品として「フラフ」と現在も有名である。
豪華なデザインと彩色が売りである。

高知県立美術館ミュージアムショップ 吉川工房 フラフ
ここには、その伝統芸の名人がいて、「フラフの栞」という案内を公開して下さっている。
http://www.kochi-sk.co.jp/shop/tosa_bi/yoshi/furafu_s/top.htm
主に高知市から東の海岸地帯で男子誕生を祝う端午の節句に、鯉のぼりや幟とともに、真澄の空高くあげられております。
稲の二期作がはじまった明治のおわり頃から、天候の不順な農繁期における生活の中で、取りあつかいを簡便にと工夫された風習がひろまり、伝統となりました。
 フラフはオランダ語の旗の訛りで、大漁旗から着想したともいわれます。
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もう一つ、紹介しましょう。Web高知土佐の技、にも説明があります。
http://www.webkochi.net/waza/furafu.php5
フラフの由来
フラフはオランダ語の「旗」が訛ったものと言われていますが、英語のFlagにも似ています。
大漁旗から着想したものと言われていますが、その歴史は意外に浅く、米の二期作が始まった明治の終わり頃からだそうです。
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フラフは、本場の高知でも、明治17年頃には、生じていなかった可能性があります。。
おやさまの「フラフ」のお言葉が、大量旗の土佐式「フラフ」だったという根拠は、かなり怪しいものです。