仏教 議論スレッド

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73神も仏も名無しさん
それから、
>>67
>>70の作文中に出会った語だけでも、該当する(≒(文脈によって)そのように訳し得る)語としては、
bhAva、bhavatI、sattAがある。(na) vidyateも、作文上(構文上)「存在する(しない)」と訳されることもあろう。
その他にも、dharmaが、そう訳されることもある。もっとも多いのは、勿論『 bhava 』だが。
bhavaとbhAvaをモニエル(ttp://www.sanskrit-lexicon.uni-koeln.de/monier/)で見比べると、(ニュアンスとして)、
bhavaが、主に〔即物的・具体的存在、特に「人間としての(生物としての)存在」〕を指すのに対して、
bhAvaは、もっと抽象的・概念的に、〔性質や抽象的存在〕を指すようだ。概念、思考、感情、等をも指すように見える。
が、もとより両者の境界は曖昧だ。 (特にSktなれば)、韻律の関係で互換性を持つこともあろう。(?w)
 *(当然、人間存在であれば、「五蘊としての存在」を指すことになるわけだが・・。
  そう。《「色」だけでなく【「受想行識」を含めた】》、ねw)
もっとも、bhavaの方は「(〜によって)生じたところのもの」というニュアンスを強く持つわけだが・・。