キリスト教@質問箱217

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818神も仏も名無しさん
806つづき

そうした物が霊界に起こるのは、かの世界に見られる物はすべて霊的な事柄を表象するた
めであり、その事柄はこの世に存在するような形をもって示されるのであり、したがってあら
ゆる種類の地の獣と天の鳥とがそこに見られ、またいろいろな装飾をもった家と家の中の
部屋が、同じく果実と花とをつけた木で満たされた庭園と楽園とが、またテーブルが見られ、
その上にはあらゆる種類の食物が他の無数の物とともに見られるが、それらはすべて霊的
な起源から発しており、それで霊的な事柄を表象している。


そうしたものが『ひょう』の意義であることは以下の記事から認めることができる。
エレミア書には、−−
「クシュ人は皮膚を豹はまだらの皮を変ええようか。それなら、悪に馴らされたお前たちも
正しいものとなりえよう」(13.23)
クシュ人は皮膚を変えることができようか」は、全身が黒いため、その形は悪であり、その
皮膚は、人間の最も外なる部分であり、かれの感覚的なものに相応しているため、かれらの
性質を意味するからである。
「豹はまだら皮を変えることが出来ようか」は、悪の誤謬もまた変えることが出来ない、を意味
しており、ここの「ひょう」はそれが理論により誤謬化された真理を意味しているからには、
悪から発した誤謬を意味している。