581 :
神も仏も名無しさん:
>>579 「『中論』は頌だけがナーガルジュナの著である。これに他の人が注釈を加え
て、『中論』になっている。現在いろいろな注釈が残されているが、サンスク
リットの原典のあるものは、一種であり、その注釈はチャンドラキールティ
(月称)の施したものである。本翻訳においては、サンスクリットの原典から、
ナーガルジュナの著した頌だけを抜き出して訳出した。」(中村元の「平川訳」
への解説より)
>>581 そうか、不正確ですまんかったw m(_ _)m
(解題事典見てからにすればよかったな。申し訳ない。 >>ALL )
けど、
>本翻訳においては、サンスクリットの原典から、ナーガルジュナの著した頌だけを抜き出して訳出した
なら、
>>571>>573のローマナイズと
>>575-576だけでもいいんだな。
583 :
神も仏も名無しさん:2010/04/10(土) 00:03:44 ID:FaorMM2C
>【俗諦に依らざれば、第一義を得ず】。
vyavahAram anAzritya paramArtho na dezyate.
「俗諦」とは、「世俗的なありよう」(岩波佛教辞典)。cf.「俗諦常住」。
「世俗的な『言語習慣』だけには、限定されていない。
「俗諦」に該当するサンスクリット語と、その辞書的定義をお願いします。