☆ 卍 仏教 @ 質問箱 卍 ☆ パート27

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187試答3
「生死即涅槃」:今ここを離れて涅槃は無く、涅槃は、今ここに於いて顕現されるべきもの。
大寶積經:
一切衆生如幻化 求其邊際不可得 一切衆生は幻と化すが如し。その辺際を求むるも不可得なり。
若知如是無邊性 斯人處世無疲厭 もし、かくの如く辺無き性を知らば、この人、世に疲厭すること無し。
了知諸法如實相 常行生死即涅槃 諸法の如實の相を了知せば、常行生死は即ち涅槃なり。
於諸欲中實無染 調伏衆生言離欲 諸欲の中に於いて實に染まること無し。衆生を調伏すと言うは欲を離れるを言うなり。
大悲利益諸衆生 而實無人無壽者 大悲は諸の衆生を利益し、實に人無く寿者も無し。
不見衆生而利益 當知此事甚爲難 衆生を見ずして利益す、当に知る此の事甚だ為し難しと知るべし。
いずれにしろ、文脈としては、
「別世界を夢見ることなく、今この場で、今この身をもって(行じ)涅槃へ到る」ことを教示する言い回しと言えそうだ。

語義自体は、おおよそwikiでも辞書でもその通りでいいんじゃなかろうか。
(三語とも、語義解釈の姿勢は>>184-185をベースとするのが良いかもw)


>>181
>語ちたがりですね
てめぇに言われたか無いなw

>なにやら白隠を想起しますね
思想的に禅はこの流れを積極的に継承しているのだから。
寧ろ、この三語を好んで用いるのが禅の特色じゃないか?(ワシは、評価はしてもあまり好きじゃないけどw)
坐禅和讃なぞ、この三語そのままだろ?www