>>721 >科学教育と思想・信条の問題とも故意に混同させないでくれ.
故意もなにも、教育と思想・信条・信仰の問題は非常に密接な関係がある。
子供にどの思想・信条・信仰を前提にした教育をすればいいかは極めて難しい。
道徳を教えるにしても、どの宗教を前提にした道徳にすべきか、万人が納得できるものなんてない。
また学校は客観的事実だけを教えればいいというが、歴史論争に限らず、最近起きた出来事ですら客観的事実だと決められるものは非常に少ない。
例えばある立場からすれば殺人であるものが、正当防衛や緊急避難、事故だったりする。
科学だって温暖化の事実については論争があるが、学校の授業では20年以上昔から教えられている。
>おまえさんは創造論ぐらいいいじゃないかと言いたいのかもしれんが,
>そういうことを言っていると他の妄想野郎も同様に扱わざるを得ず,
>たちまち危機的状況に至る.
子供が信じる思想・信条・信仰の中で何を許容し、何を許さないかは、子供の生命及び心身の健康に対する悪影響の有無と、反社会性の有無だけを基準にすればいい。
キリスト教もイスラム教も、また創造論も僕らからすればどんなに妄想にすぎないといくら思えても、上に挙げた基準に反しない限り許容すべきだ。
逆に基準に反するなら原因の親から子供を引き離し、マインドコントロールを解く教育を学校はやるべきだろう。
しかし反社会的なカルトの信者の子供に対して、そんな教育を日本の学校では実際にはやっていない。
結局君がやりたいのは進化論というマジョリティの考えを押し付けたい、守りたいのであって、真に子供の権利を尊重したいのではないと思う。
反社会性のない創造論は許容しないくせに(許容することと公立学校の教育に特定の宗教の侵入を許すのとは全く違う)、社会的カルトから子供を助けることに言及がないのが証拠だ。
もし子供のためと本気で考えているなら、カルト信者の子供を救出するような仕組みができていない問題をまっ先に言及しつつ論じるはずだ。