日蓮正宗法華講信者の集まりです

このエントリーをはてなブックマークに追加
453神も仏も名無しさん
大聖人御在世の当時は、天災や疫病(えきびょう)が相次ぎ、民衆は塗炭(とたん)の苦しみにあえいでいた。
そうした状況のなかで人々の間に広まったのが、念仏である。
阿弥陀仏の名を称(とな)えれば、死後に西方極楽浄土に行ける(往生:おうじょう)という念仏思想は、遠い別世界での幸福を願うもので、現実からの「逃避」と「あきらめ」を植え付けていた。
こうした人間の可能性に目を閉ざし、現実世界で幸福を勝ち取る力を蝕(むしば)む念仏思想を、大聖人は「一凶を禁ぜん」(御書24ページ)と厳しく断じられた。
現代でいえば、自分への「卑下(ひげ)」「不信」であり、社会への「あきらめ」「しらけ」といった風潮が、こうした思想に通じるといえよう。
454神も仏も名無しさん:2010/05/29(土) 23:19:25 ID:w3a3wDTY
私たちの立正安国の闘争は、このような人間を矮小化(わいしょうか)する思想を打ち破る戦いである。
「人間の可能性は無限である」「私たちには現実を変革し、最高の幸福境涯を築く力がある」-----。
それを教える生命尊厳の大法を一人一人の胸中に打ち立てていくことが、「立正」の実践といえよう。