【東京】カトリック麹町・聖イグナチオ教会【四谷】2

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728神も仏も名無しさん
>>611 >>647
神の完全性と真理の普遍性1/4

我々が認識できる現世と来世という世界は、以下のように記述できる。
創造主と被造物が在り、
天国の福楽と、地獄の罰と、煉獄での清め、が有り、
試練の場としての物質界が在る。

我々の世界を、異なる価値観を持つ別の存在者が
外側から観測したと仮定して、善悪の基準や真理の尺度は、
観測者の目にも同じように映るような共感を及ぼすのだろうか?

「私の目から視た永遠の地獄は悪です。」
「同様に試練の場である物質界も悪です。」
「それにより、創造主の主観的な嗜好による相対的な真理の押し付けです。」
「創造主であるあなたは、暴君のような邪神・悪神です。」
と断罪される可能性を有しています。

このような評価では、我々の創造主である神の完全性が欠如してしまいます。
どのような観測者の視線にも堪えうる真理に基づく必要性が生じます。
よって、絶対的な尺度という基準を持つ、ルールブックのような、
普遍性のある不変の真理という価値観がある、という結論を導き出します。

しかし、この結論は、次のような問題点が噴出します。
因果律の発生である。

※ここで示す因果律の定義とは、
神の意思決定をも左右しかねない絶対的な真理に基づく、
ルールブックに従うような規則的な判断を意味する。

※因果律は、神の意思決定へ影響を及ぼすのか、という懸念である。