>>334 神の全能性への問いよりも、
真理の普遍性のほうが気に掛かる。
すなわち、以下のような命題である。
「真理は神の外側に在るのか?」
「それとも、神が定めたものが真理なのか?」
1.神が真理を定めたものだと想定するならば、
下記のような例でも真理と呼べるのか?
たとえば、善悪を真逆にした世界を仮定する。
その世界は、神が定めた真理に従って創られ、
我々の住む世界とは善悪が真逆である。
しかし、神が真理だと定めたので真理である。
真理は神の好みによって創られたのか?
2.普遍的な真理は神の外側に在ると想定するならば、
下記のような説明となる。
絶対的な善悪を判断する感性のようなものがあり、
神の好みと一致した結果として真理が顕された。
3.神そのものが真理であり、
神による感性と好みの結果で創られた世界が
今の我々が住む世界である。
善悪=神の感性によるもの=真理
新約聖書 聖福音
「私(主)は道であり真理である。」