キリスト教@質問箱208

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890神も仏も名無しさん
解脱とは六道世界を抜けることを意味していますが、これは悟らなければ入れないため、悟りとは解脱を意味し、
生まれ変わるのではなく、二度と生まれ変わらない自分を悟ることを修行の目的としているのが仏教です。

仏教ではこの世を六道世界の一つである人道世界とし、苦の世界であると定義されています。
すなわちこの世に肉体を持つとは、苦しみの世界に転生したことを意味しています。

この世は苦界であるから修行して解脱し、極楽浄土に入り、二度と転生しない自己を確立して
いかなければならないということです。

苦を解脱し、六道世界から解脱する修法として、まず「四諦(したい)」を説きました。
四諦とは「苦集滅道」のことであり、「苦諦(くたい)」「集諦(じったい)」「滅諦(めったい)」
「道諦(どうたい)」の四つの説のことを言います。

「苦諦」とは生老病死に象徴されますように人生とは本質的に苦であると説きます。
「集諦」とは苦の原因に関する説であり、苦は必ず生起すると説かれています。

「滅諦」とは苦の原因を滅する説であり、苦の原因である煩悩の消滅こそが苦の消滅であると説きます。

「道諦」とは、ではいかに実践すれば苦の消滅が成就するかについての説です。
最後の苦の消滅方法としての「道諦」で八正道を説いたのが釈迦です。

八正道とは「正(しょう)見(けん)」「正思(しょうし)惟(い)」「正語(しょうご)」「正業(しょうぎょう)」「正(しょう)命(みょう)」
「正精進(しょうしょうじん)」「正念(しょうねん)」「正定(しょうじょう)」の八つの正しい道です。

http://www.youtube.com/watch?v=GGqtiXqolTc