ユダヤ教に改宗する方法

ユダヤ 避妊薬 強制

需要がないスレで終わってしまいました。
イスラム教徒になる奴はいてもユダヤ教徒になるようなバカはいません。

ユダヤ教徒になりたい人もいると思いますよ。

イスラエルに行きたい人もね

.

スレ主、よっぽど悪いことシ・タ・ナ・・・・

ラビとの対話読め。作者は九マイルは遠すぎるのケメルマン。
面白いぞ。
そこにユダヤ教徒へのなりかたも書いてある。
師につき一年は教育を受けいろんなこと詰め込まれ、
面接されて一度は落とされて、それでも挫けない奴が認められるらしい。

神ヤハウェとアブラハムの契約で、割礼した者は契約の対象者になるが割礼をしてない者はアブラハムの血筋でも契約から除外されるんだろ

現況、ユダヤ人はユダヤ教徒を増やそうとは全く思ってない。
ユダヤ教徒とはユダヤ教の律法守ってユダヤ人のコミュニティーで生活できるもので、そうじゃないならいらない。
キリスト教徒はイエスを主と口で唱え、イエスが十字架から復活したと信じれば、キリスト教徒。パウロ様以来の由緒正しいキリスト教徒の定義。
ユダヤ教徒は信念ではなく具体的な生活。日本人が日本人の父母から生まれて、日本の文化生活理解してないといけないみたいなもの。
但し、あなたがユダヤ人の女性と結婚し、子供作れば、あなたはユダヤ人じゃなくとも、子供はユダヤ人。
棄教しない限り、豚肉食おうが、海老食おうが、戒律守らなかろうが、ユダヤ人。ユダヤ教徒。

そんなん矛盾だでたらめだと言われようが、ユダヤ人自身がユダヤ人の意味をユダヤ教徒の意味とユダヤ人種の意味で分裂して使ってるから仕方ない。

キリスト教は口で主と唱え、復活を信じれば、それでキリスト教徒。外から来るのはいくらでもウェルカム。
(復活信じる以上は資格は勝手に宗派ごとの恣意的な取り決めにすぎない)

イスラム教は六信五行やってもらわなきゃいけないから、そこまで簡単ではないが基本は世界中の人間を改宗させたいから、これもウェルカム。

ユダヤ教はユダヤ人のための宗教で、母親からユダヤ人の血を引くことが原則だが、どうしてもなりたいなら、ユダヤ人としての生活できるかテストして、合格できないなら落とすよ。
合格してユダヤ人としての生活できるなら認めてやる。但し真面目にやらないなら、いつでも追い出すからね。

ユダヤ教徒になるため。守らねばならないこと。
肉は食えなくなる。
牛とか羊とか鶏とか食っていいが、特殊な締めかたしないと駄目だからそこらの店では手に入らない。
魚は食べられるが海老蛸貝その他魚介類は駄目。
甲州ワインとか国産ワインは駄目。啓典の民以外の作ったワインは駄目。
日本酒、ビール、ウイスキー、酎ハイは誰が作ろうがお咎めなし。


偶像崇拝者(一般の日本人)とは付き合いは付き合いでも思いっきり差別しないといけない。お清めや何やがもの凄く面倒くさいがわけがわからないから省略。

ハリイ・ケメルマン ラビとの対話より。
以下、内容の要約。

・ユダヤ教のラビにして名探偵のデイヴィッドのところに恋人がユダヤ人のアロンと結婚したい特に何の宗派と言うわけではないキリスト教徒のジョーンがユダヤ教に改宗したいと相談にくる。
・わたしは改宗はやらない。何ヶ月もかかり、私は暇でない。するなら得意とする人に回すが話を聞くだけなら。ユダヤ教に改宗するべきではない理由はたくさんある。引き受ける必要のない責任引き受ける必要はない。p14
・彼も彼の家族も結婚にユダヤ教の信仰を求めてない。しかし、ユダヤ人である事は望んでいる。彼はそんな事に縛られる気はない。しかし、生涯を共にするなら伝統を分かち合いたい。→改宗の意志を宣言し、儀式をやればユダヤ教徒になれるわけではない。p17

・キリスト教徒はユダヤ人の悪口言うが昔のパリサイ人に対してだ。→悪いことに現代のユダヤ教徒はパリサイ人のことだ。
例えばカトリックへの改宗は司祭の元法皇の不可謬性や論理的手続きを踏み理解すれば可能。ユダヤ教への改宗は頭の中でキリストをモーゼに置き換えることではない。p19、20
・ラビは法律学者であって、聖職者ではない。司法書士や行政書士であって、懺悔も聞かない。罪を犯したと告白されれば話はするが罰は科さないし、罪を許す権限もない。
福祉機関その他と連携持ってるから、紹介したりする。ラビは頼まれれば祝福もするが、それは聴衆の誰だってできることで何の宗教的権威もない。
キリスト教など他の宗教と違い聖俗の差を全く認めてない。ラビは法律事務員にすぎない。p22

・ラビは割礼や結婚式をとり行わない。アローンの血を引くレビ族の末裔だけが聖職者で、彼らの仕事だ。その彼らも普段は職業持ってて名目的に駆り出されるだけ。
ラビ自体は結婚契約書などで必要だから付き添う。ラビは聖職者じゃなく、事務員として需要と供給の法則で雇われ給料も決まる。地域の住人が自分たちだけでユダヤ教の習わし判断し決めるとすればいらない。p25〜
・ユダヤ人の両親に生まれたものは自動的にユダヤ人だ。ユダヤ教は信仰ではなく生活様式であり、宗教ではない。ユダヤ教を否認し、他の宗教に改宗しない限り。p29

科学者にして実質無神論者のアロンが議論を楽しみにジョーンと共にラビの元に訪れる。以降は｢ユダヤ人｣であるアロンをユダヤ人にすることが課題となる。

・自分は彼女に改宗してもらう気はない。家族の反対なと気にはしない。結婚してイスラエルの大学に彼女連れていくことになるかもしれない。→
あなたの非ユダヤ人の奥さんがワイン出しても客は断るかもしれない。→その時はコーラを出します。p39
・科学こそが合理的です。→ユダヤ教徒も厳密な合理主義者です。我々は神話は信じません。昔は説明のため、神話や奇跡を必要としたかも知れませんが今は必要ないです。
→でも神は信じるでしょう。→はい。→それは神秘主義ではないですか。
原子や分子や現実にあるもの以外を持ち出す必要はない。→同じことです。宇宙に統一と秩序を見いだす限り。科学の法則も神も。宇宙の起源を突き止めてもその先はその起源を説明しないといけない。
アインシュタインがニュートンの法則よりより豊かな説明を提供したように、我々はその先の神の秩序と目的を前提とするだけです。p43

アリストテレスや聖トマスにも出てくる起源突き詰めればそれは神の論法だが突っ込みどころはあるがここは受け入れて先に進む。

それを神に帰することで何を得るのか。→宇宙の意味と目的を得る。→社会的要請があれば神は必要ない。→正直が何故最善か、社会的要請では決められない。
メタ的問題は人為からは決定できない。→神がいるとどうだというのか。→宇宙に目的があり、宇宙の一部である人間は宇宙から目的を理解可能。
→旧ソ連のように、神を持たないで否定し組織された社会もある。神がなくても倫理道徳がある。→何がそれに正当性与えるか。→グループの利益だ。→グループの利益は他のグループと相反する。
村は他の村と。家族は他の家族と。農村は人民委員と相反する。ソ連国民を順法的にしてるのは、神への宇宙の目的への忠誠だ。
政府の発布する法律自体、単なる規約や共同の利害超えたある種の行為は間違っているという認識と確信があるから、法は守られる。それは政府の外の超越としてくる。p45
神はただの穴埋めか→科学だって未知数として方程式に使う。→神はＸではなく未知を放り込む無意味なものではないか。
→神について我々は全く無知ではない。神は唯一無二の存在です。→わかりました。二人以上の神は無意味だ。宇宙を半分創造できるなら全部を創造できることは認めます。
→神は目的を持った心のあるものと認めますか。→認めます。そうでなければ宇宙の創造は無意味で単なる偶然であり、神を持つことは無意味になる。
→確認しましょう。神は一人で心がある人格神で正義の神で原因と結果をつかさどり、宇宙の中全てに適用されます。→認めます。
注)ここらへん、素直だが認めたことにして先に進む。

ジョーン:人類学では各社会が神を選び創造するのでその逆ではない。→同じことです。正義から一人の神が出るか、一人の神から正義が出るか。審判者は一人の神で正義を前提にする。p48
何故、そういう論理、抽象概念を神と表現しなければならないのか→物事にはトラブルがつきもので、そういうことは起こりうると頭で理解しても人間は耐えられない。
何故私の身の上に起こったか。霊を前提にすればわかりやすい。ただ運が悪かったとは考えられない。幸運不運はかなり複雑で誰に責任があるか複雑だから。そうやってＸの連立方程式は発展した。p50
私は天国地獄はあるとは信じません。聖書に書いてませんから。→書いてませんか？→旧約聖書にはありません。
→なら、何故、シナゴクで祈るのですか？信仰心のない父は祖父のために一年祈りました。→古い慣習であり、死者への尊敬と愛を表す方法だからです。
戒律と同じです。子供は親への罪の意識を和らげます。お父さんも信仰心のない人じゃないじゃありませんか。p56
来世という考え方は問題を先送りするだけだし、罰を加えるのなら天国や天使は完全で高潔ではないし、審判の日に対する審判の日が必要になる。
また、来世や天国地獄は自由意志を否定する。ネズミが電気ショックで条件付けられ正しい選択を覚えても自由意志とは言えない。天国地獄の為に選択するのはそれと同じだ。p58
悪は民間信仰です。考えれば判りますが、絶対的な善も悪もありません。それぞれの必要から善も悪も生まれます。同胞愛から戦争が生まれ同じものから平時に役立つものも戦争に役立つものも生まれます。
善と悪の傾向があって、それをどちらの方向に持っていくかです。自由意志もそういうことです。p60
→ユダヤ人は皆、そう信じてる、公式見解ですか？→ユダヤ教には法王も聖職者階級制度もありません。
正統派、保守派、改革派全て違うし、皆俗人で一般人と権威は同じでアンケート取って誰が来世を信じてるかの調査なども一貫した教理の普及指導もありません。p63

天国と地獄のことを話してください→旧約聖書には書いてませんが周囲の影響でユダヤ人に天国思想が受け入れられてて解放思想もありました。古いパリサイ派ではかなり流行しました。
キリスト教の天国思想はその一バージョンです。その後も中世ユダヤ教では盛んでしたが、今日では流行遅れです。
一般人レベルでは区別はついてないかもしれません。しかしユダヤ教徒としていいたい。天国はあくまでこの現実の世界の中での話です。p64
→あなたは奇跡をどう思いますか→奴隷が反乱を起こし圧制的な主人から逃れることも、攻撃軍の巧妙さと勇気でエリコのような城壁が崩壊するのも良くあることです。
神はどんなことでもできると定義されているからそんなこと神の力の証明でも何でもありません。→何のためですか→ユダヤ人に対する神の特別な配慮を示すためです。
新約聖書の奇跡は少し違います。奇跡を行ったのはうわべは人間だが実は神だったと証明するためです。
ユダヤ教は神の配慮を示す以外、奇跡を必要としない合理的な宗教です。キリスト教は奇跡による神の証明を前提とします。
→ユダヤ人の中にも奇跡を聖書に書かれていることを丸ごと信じている人たちはいます。→いますよ。それが何か？いつの時代でもあらゆる宗教でいますが。p73
神の選民を気取るのはどうですか→キリスト教はユダヤ人が選民であることを認めます。その上でキリストを受け入れなかったために地位を失ったと。自分たちが選民だと。意味のある批判じゃありません。
ギリシャ人、ローマ人、イギリス人、アメリカ人、ソ連人。皆、選民だと思ってました。
神が我々ユダヤ人を選民とした。そのことは否定してもらっていい。しかし、我々が高い道徳的、倫理的基準を背負ってきた。そのことは認めて欲しい。p74
正統派の一部の聖書絶対派は神の罰で散らされてるから使者もこないのに、イスラエル建国は許されないと馬鹿なこと言ってる。p79
注)ケメルマンはかなり露骨なシオニストで酷いこと言ってる。
改革派はヘブライ語ではなく、集会でそれぞれの国の言葉で祈りを唱える。馬鹿なアメリカ人の改革派はエルサレムに言った時、ヘブライ語で唱えられて怒ったがイスラエルではヘブライ語なのだから当たり前。p81

キリスト教は現世の苦しみを来世の通り口に過ぎないとする。一種の幻覚だと。イスラム教もこれをくぐり抜ければ喜びに満ちた来世がある。仏教は苦痛を減らし涅槃を求める。
→何が悪いのか。→現実逃避で長い目で見ると良くない。ユダヤ教はよいことがあっても悪いことがあっても神を祝福する。p83
→神が一人で目的があって正義は一つ。よろしい。しかし、神のメッセージを何故受けても変わってしまうのか→近親相姦、殺人、盗み、姦通、虚言などは普遍的に悪とされる。メッセージは普遍だ。
→それは社会を壊すから忌避されたんじゃないですか。→近親相姦で姉と寝て出来た子供は出来が悪いと実験などしていない。進化でも自然選択でも社会的な淘汰でも説明つかない。
注)だからといって一つの神、一つの正義しかないとする理由はないがここも神学、倫理学、哲学の場ではないから流す。
→ならばメッセージが同じなら何故、ユダヤ人だけ選民になるのか？→ユダヤ人は神が唯一という真実にもっとも迫ったから。だからメッセージの受信が良い。p86
→キリスト教だって一神教だ。→三位一体でぼけている。ユダヤ人は他の神を認めないから世界中から馬鹿にされ、迫害されたが貫き通した。p89

安息日は６日働いたら１日休むことを命じた。我々自身がエジプトで奴隷だったからそのことを忘れずに、労働基準法を作った。p102
金曜の日没後から土曜日の日没まで続く安息日はあらゆる心配やわずらわしさから自分を解放する。p104
ユダヤ人は二組の皿を使う。乳製品と肉と。p109
ひづめの割れてて、反芻する動物の肉は食べていい。草食だと言うこと。肉食動物の肉はまずいし穢れもあるから合理的。ウロコとヒレのある魚は食べられるが残りの海産物は駄目。→貝は駄目ですか。→駄目です。
鳥も家禽以外はほぼ駄目なものに上げられてる。果物、野菜、穀物は食べられる。→悪くありませんねｗ豚は何故駄目何ですか
→牛は乳を取る。羊は毛を刈る。豚だけは殺されて食べられるしかないから避けられたのではないか。→生きたまま血を抜く必要はないのではないか。気絶させてから殺して。
→伝統であり、生命は血の中にある古来の信仰のためです。それはむげに否定して失いたくはありません。尊重すべきです。p118
ユダヤ教の宗派は三つしかありません。正統派、保守派、改革派。そして宗派の意味はキリスト教と違います。三つの会派全部に加入している人間もいる。
ユダヤ教は行為であり、生活様式であり、ユダヤ人として共同体の一員であることだから。キリスト教のように、教義によって、それをどう信じるかの信仰によって分かれる必要がない。
イエスの本質、イエスと神の関係、イエスの使命、いくらでも意見が違い、それごとに分派ができるキリスト教とは違う。p120

ユダヤ人は綱領を持たない。基本的な原則は同じで当然として受け取る。問題は行為であり、極端に戒律を守る人。全然守らない人。中間の人などがいるだけ。
正統派は口伝の律法と成文の律法に同じ権威を与える。保守派は成文の律法を重視する。改革派は新事態に対応するため、慣習もどんどん変えるべきでヘブライ語でなく、その国の言葉で聖書を読めとなる。
改革派は安息日も土曜日から日曜日な変えた。p122
エルサレムでは正統派が牛耳ってる。しかしカトリックのような正統、異端ではなく、少数与党との連立パートナーとして。ユダヤ教には綱領がなく、聖職者がいないから。ただの多数派工作しかない。p127
国家を認めない宗派もいる。p128
ハシディズムは戒律だタルムードだについていけない多くの無学や貧しいユダヤ教徒の寄りどころになったが多くの点で伝統から外れ、個人崇拝に走り好ましくない。神秘主義的で現実逃避だ。
我々は現実主義的で来世に逃避せず具体的に問題解決に科学のように取り組む。また、我々は権力者に抑圧されたから同じことを相手にはしない。
→イスラエルにいるアラブ人はどうですか。→彼らはイスラエル人と同じ権利が与えられてる。兵役の義務がないだけだ。→占領地のアラブ人は→同じです。彼らが理性的で思慮があれば抑圧的になりません。
注)むき出しの帝国主義全開で引く。これだけの知識人が同時にむき出しの帝国主義者であること。

口伝の律法はモーゼが伝えたのではなく、慣習と議論が三世紀ころまとめられたものだ。p136
パリサイ人を悪者にしたのはパウロだ。イエス自体は愛国者だ。イエスの死後もヤコブたちはエルサレムで頑張ってたのに、パウロが牛耳って戒律を破壊した。p138
イエスはサドカイ派やヘロデ党、パリサイ派やローマ勢力の権力闘争の中で活動した、パリサイ派の急進派にすぎない。
→イエスが食物のタブーなどの戒律を否定したのではないか→モーゼの律法を残らず実現するとも言っている。三年で常に即興的に群集に説法したから矛盾に見えるがイエスが戒律を否定しにきたとは思えない。ユダヤ教徒にすぎない。p142
注)あまりマジにとらないように。筆が走っての極論だから。
→イエスはいつ自分を、メシアや神の子としたのですか→彼は自分を人の子と読んでました。学者レベルではメシアは人間ですが、民衆レベルでは区別ついてません。
イエスが自分を人間と思ってたか、神の子だと思ってたか、目の前の思想運動が大変でどうでも良かったかもう今日では誰にもわかりません。p143
→イエスの奇跡はどうですか。→暗示の力で病気が治るとか死んだと見えた人間が息を吹き返すなどいくらでもあります。奇跡でも何でもありません。p144
キリスト教の成功の理由は？→マルクシズムだって仏教やイスラム教だって大成功したじゃありませんか。p146

宇宙を創造された神は唯一で正義と目的も一つ。で、実現させるには具体的な手続きがある。行為する必要がある。
そこから労働法や民法が出てくる。タルムードや戒律はそういう規定ばかりだ。p151
相続や離婚など多くの弱者を苦しめず合理的に処するための規定がある。p163
イエスの右の頬を打たれたら左の頬を差し出せの流れを組むガンジー主義やキング主義はユダヤ人にはうまくいきません。現実主義であるべきです。
ナチスによるユダヤ人虐殺。アラブのテロリストきよるイスラエルの体験。悪には抵抗しないと悪は増大するだけです。p167
未亡人が夫の兄弟と結婚するのも未亡人が望む場合で拒否権があり、家を追い出されないための権利でもあった。悪い話ではない。→それでも二千年前の規定に縛られるのはおかしくないか？
アメリカだって二百年の建国の法律に縛られる。イギリスはもっとだ。p177

ジョーンの母親はなくなってて、ジョーンは知らなかったが、実はユダヤ人だったことをラビは父親から聞き出した。
母親はユダヤ人だからジョーンもユダヤ人でユダヤ教徒で結婚式が行われた。めでたしめでたし。

ここまで大騒ぎしといて、実はユダヤ人だからユダヤ教徒でした。
本人全くユダヤ人としての自覚も教育も受けてないけど、
ユダヤ人だからユダヤ教徒で文句あっかと言うのも酷い話だけど、
皮肉が効いてて面白い。

ユダヤ教が来世を信じないとか、現実しか見ないとかも、
このラビのあくまでも個人的見解だからね。
現実のユダヤ人は来世も待ちかねてるし、奇跡も信じて、
神が奇跡で夢叶えることを願ってるし、充分神秘主義的だ。
まあ、法王のいないユダヤ教では、トーラーに書かれてない来世とか、
統一的な教理はないから曖昧だけどね。

理屈っぽくて、普通にユダヤ社会の懇親や宣伝やってくれればいいのに、
いやそもそも本来のユダヤ教ではとかましまくって、
雇い主たる、地域のコミュニティーからは引かれてる煙たがられてる、
という役柄だから。
頭はいい、有能なのは認められてるが尖りすぎで望まないことまでやる。

でもここまで整然と首尾一貫と合理的な教義体系作れるのは、
作者も凄い。人生かかってる。

キリスト教への念のいった憎まれ口とかは偉い。

ユダヤ教徒の特徴

1.御都合主義的な白昼夢に耽る。
2.自分のことにしか関心がない。
3.高慢で横柄な態度。
4.特別な人間であると思っている。
5.自分は特別な人間にしか理解されないと思っている。
6.冷淡で、他人を利用しようとする。
7.批判に対して過剰に反応する。
8.虚栄心から、嘘をつきやすい。
9.有名人の追っかけ。
10.宗教の熱烈な信者。

自己愛性人格障害とはなにか　
http://homepage1.nifty.com/eggs/narcis.html

キリスト教の来世は元々ユダヤ教の概念で、
ユダヤ教のパリサイ派で常識化していた、
来世や復活や神の国を当たり前の前提にお前ら、神の国は近いんだから、
悔い改めろと言っただけなんだよね。

ユダヤ教の一分派たるキリスト教はユダヤ教の来世に何もつけ加えていない。
タルムードには来世も復活も出てくる。

キリスト教があまりにもやかましく、来世だ復活だ騒いでるから、
ユダヤ教の方で引いたってことはあるけど。


キリスト教の神の国も虐げられたユダヤ人達が地上に神の栄光のもと、
世界を支配する。
その時は虐げられてた死者たちも復活するという話で。
復活はおまけで神の栄光の国が実現するという話なのに、
パウロが虐げられたものの王国とかどうでもよく、
復活できる永遠の命が貰えると大騒ぎしてただの天国にしてしまった。

自然自体からは近親相姦の忌避とかは出てこないって言うのはいいよね。
目的は自然そのままからは出てこない。


だからといって目的は一つでそれが神に行き着かないといけない、
なんてことはどう考えてもないけど。
むしろ目的は複数あって他の目的(を持った人間)と切磋琢磨して、
進歩するというのが実感に近い。

このラビは戒律否定が死ぬほど嫌いだから、キリスト教大嫌いだし、
キリストが戒律否定したのも認めないけど、
どう考えてもキリストは戒律否定しているｗ

戒律否定したからキリスト教は成功し、社会は近代化し、
皆、恩恵受けたのは明らかなのにねｗ

科学や近代育てたのは戒律否定のキリスト教。中でも予定説。

来世を慰めにするのも人間許されると思うし、死んだらそれまでも、
味気ない。


でも豚は食われるしかないから、外されたとかは目から鱗。
戒律の中にある合理性は面白い。
離婚だ何だ民法できちんと契約してたのは、日本より進んでたのも、
間違いない事実。
きちんと法律で明示化してコントロールしてた。

殺人や姦通の禁止は、それをおぞましいという感情があるにしても、
気にくわない奴は殺したい、姦通したっていいじゃないかも、
素直な気持ちなわけで、自然に備わってたり、
自然淘汰や実験して人口が減るから、やめましょうとやめたわけじゃない。

だからといって目的が一つであり、それも煩雑な戒律通じて実現しなきゃ、
いけないわけではない。
神が一つとは限らないわけで、殺人は大切なものを無くすから駄目も、
許せない奴は殺人だってしたいも、どちらも素直な人間の気持ち。
姦通したい、近親相姦したいも人間でその複雑な調整過程こそ、
真の目的で、目的は一つではない。神は一人ではない。

でもここまで神は一人で目的は一つで整然とした体系作ったのは、
ちょっと衝撃的で、素敵やん。


>>1
もユダヤ教徒になると言うのは、そういう整然とした体系の、
住人になるということで、覚悟はいるよな。

聖職者がいないのはいいよな。
キリスト教みたいにサクラメントで権威づけるとか馬鹿なことしないのは、
ユダヤ教のが優れてる。

自宅のガレージの車の中でユダヤ人科学者が死んでいた。
ロスアラモス実験にも参加していた優秀な学者だったが民間の会社に入って、
最近はいろいろ悩んでいた。
一種のアル中で普段は飲まないが飲みだすと際限なかった。
ユダヤ教会には全く足を出さずユダヤ教徒としての行動はしていなかったが、
ユダヤ人であることを否定してはいなかった。
ことさらユダヤ人であることを強調しないがユダヤ人であることを認めてた。
アルコールを飲んでおり、車のエンジンがつけっぱなしで、
死因は一酸化炭素中毒だった。

夫人は英国国教会だったがユダヤ人だという夫の意志を尊重し、
ユダヤ教会の墓地での埋葬を望んだ。

ラビはいろいろ判断しないといけない。
・教会の会員じゃなかった。→金を多く払って死後会員になってもらい、
埋葬することは可能。
・親がユダヤ人であり、ユダヤ人であったことを確認。
・結婚の時、改宗してないか→そんな事実はない。
・自殺なら埋葬することはできるが、埋葬場所が自殺者の区間になる。
→25,000ドルの生命保険に入ってた。→警察に確認。遺書がない。
自殺ならためらいがあり、酒飲んではやらない。
だから警察の見解は酔っ払っての自己。


普通に葬式を上げて、埋葬する。

しかし、保険会社が動く。
保険に入って二年立っておらず、事故なら契約により二倍の五万ドル。
自殺なら保険金はゼロ。

・男は仕事でミスを犯し首になるところだった。
・酔っ払ってたにしては車がきっちり車庫に入ってる。
・ガレージの門は閉じていた。
・ライトは消してた。
・助手席で死んでた。

ガレージの門を閉め、ライトを消しながら何故エンジンだけがつけっぱなしか。
これは自殺だ。
保険金は支払えない。

自殺者を正規の埋葬場所に葬ったことを責められまた、
シナゴークの改築問題で有力者の意見に反対してることから、
ラビの立場が危うくなり、ラビは真相の解明に取り組む。

車庫の車の中で泥酔した状態で一酸化炭素中毒死。
ガレージ狭運転席助手席ゴミ箱ガレージ
門閉まってる
身長160センチ、体重100キロの被害者。
被害者は助手席に座ってた。運転席側は幅がなく被害者は出られなかった。
何故そうなったかというと、ガレージの助手席の横には、
ゴミがたっぷり入ったゴミ箱があったからそれを避けて運転席側に、
よせる必要があった。車に傷はなかった。

警察
→遺書がない。自殺するなら酒は飲まない。→事故だ。
保険会社
→狭い車庫にこすらず入れた。意識ははっきりしていた。
邪魔が入らないようにライトを消したり門を閉めてる。
エンジンだけ切らないとか有り得ない。保険のための覚悟の自殺だ。
ラビ
→太りすぎで運転席側からは出られない。
助手席からも出ていない。誰が助手席の横にゴミ箱置いたのか。
→被害者は酔いつぶれて助手席で寝ていた。運転していたのは別の人間。
→その後の調査でライトなど指紋を消した痕跡。
被害者はそんなことしないし、善意の第三者もしない。
明確な一級殺人。

最初の事件
今度来たラビさんは理屈っぽくて駄目だという評判が広がってる。

車を貸したらエンジンが故障した。
オイル漏れがあり、少しずつ、抜けてたからオイルを時々補給しないと、
いけなかったが普通に走れてた。
仲のよかった所有者と借り主で修理代めぐり揉めていて、
ラビのところに話が持ち込まれた。

ラビ曰わく、ディーラーの前回の修理が甘く、
一気にオイルが抜けるようにしてしまった。
修理代はディーラーから取れるはずだ。

あれ、ラビさん凄いんじゃない？

ラビは教会の近くに住んでいた。
車でも歩いても行き来できる。
車を鍵閉めずに教会に置いたまま、歩いて言えに鍵を置いて、
また教会で夜遅くまで仕事した。
パトロールの警官と会ったあと、歩いて帰った。
翌日、家にいると教会の敷地で若い女性の死体。妊娠していた。
災難だが仕方ない。人気ないからそういう風に死体棄てられるのは、
あり得なくない。
警官の事情聴取に答えたが何故かパトロール警官の証言にラビとは、
会っていない。

警官は最後に言う。あなたの車に被害者の鞄がありました。ラビピンチ。

何故、ラビの車に鞄があるのか。
・所有者のラビが車に乗せ殺した→諸般の事情からそうではないことは証明された。
・他の者が余所で殺してから一時的に車に乗せまた動かした。×
何故間違いか。
女物のタバコの吸い殻が後部座席にあった。
→ラビ夫婦は買ってから後部座席に座ったことがない。乗せたこともない。
→被害者が後部座席でくつろいでタバコを吸った。
・車を持っている、使えた人間は除外される。わざわざ教会まで車で来て、
ラビの車に乗り換える意味がない。必要がない。
・歩いていた人間が犯人。
真相
・歩いてパトロールしていた警官が犯人。被害者に呼び出されたので人気のない教会で会う約束。
車が開いてたのでそこで話し合いこじれて殺人。

ケメルマンに象徴されるように、ユダヤ教はキリストを拒絶し、
人の子や戒律否定やキリスト教的な来世や三位一体を馬鹿にするけど、
全部、ユダヤ教の可能性の中にあったことなんだよな。
特にあの当時のユダヤ世界の中でイエスは特異でも何でもなかった。

使徒もイエス自身もパウロも福音書も。
一生懸命、旧約聖書に書かれていた預言を実現するものとして、
自分たちの行動を存在を語ったけど、それは単なる権威付けではない。
事実としてユダヤ教の運動の成果として求められてたものがあるし、
キリスト教で問われたもの求められたものはユダヤ教の中に全てあった。
｢ユダヤ教の福音書｣なんか読むと人間が神を受肉することも、
メシアとして人間としてね神が来ることも待望久しかった。
キリストはユダヤ教、ユダヤ社会の要請に応えただけだし。それは事実。


キリスト教を切り捨てることでユダヤ教はその可能性の、
かなりの部分を失った。
どっちが上、正しいとかではなく。
それは事実なんだよな。悲しい。
ケメルマンのユダヤ論は圧倒的だし、面白いけど同時に、
どうしょうもない限界を制約を抱えてる。

ユダヤ社会の中で人間が神として救世主になることは求められていて、
当たり前の前提だった。
問題は果たしてイエスがその救世主なのか神の子なのかということで、
それについてユダヤ人の中に対立があったにすぎない。
ユダヤ教の中の対立する二つの流れに過ぎずさらにいえば、
流れはいくつもあった。

そのことを抑圧し、忘却してしまったが。

あれだけキリスト教がユダヤ教の旧約聖書のこの部分を引き継いだと、
論証しまくれるのはそれだけユダヤ教がキリスト教的なものを、
準備しまくってたかということで決してキリスト教側の僭称ではない。

今日のユダヤ教はその明白な事実を否定するが。

と同時にイエスが従来的なユダヤ教の完全な破壊者なのも紛れもない事実なんだよな。
キリスト教はパウロがユダヤ教から離脱させたわけじゃなく、
イエス自身がユダヤ教を破壊した。
ユダヤ教の福音書の中で一生懸命ユダヤ教からイエスの教理を後付けようとしてるけど。

安息日、食物規定、目をえぐり出せ。いくらラビの議論からこれと同じ考えはあると位置づけても。
キリストの行動、言葉はその議論のはるか天空を行く。
キリストが外面的行動のユダヤ教、生活様式としてのユダヤ教を、
完全に無視し、食い破ってたのも紛れもない事実。
キリスト達が食物規定守ってたにしても単なる習慣の問題で、
ユダヤ教の枠組みは完全に破ってた。
その上でキリスト教もユダヤ教の可能性の一部として受け入れられてればと夢想する。

著者たちのケメルマンやボヤーリンは馬鹿だとは思う。

キリストに何の魅力も感じない
ただ自虐性のみしかない

だから私はユダヤ教に尊敬を表す

ユダヤ教は、ゾロアスター教の強い影響下で生まれた宗教です。
ユダヤ教における復活、ハルマゲドン、最後の審判、天国と地獄、これらは、全てゾロアスター教よりもたらされたものです。
神話体系もゾロアスター教の強い影響下にあり、天使と悪魔などの考え方も、ゾロアスター教よりもたらされたものです。
ユダヤ教は、ユダヤ人が新バビロニアに滅ぼされ、バビロン捕囚の状態になっていたとき、ペルシャが新バビロニアを滅ぼしたため開放されたことにより、ペルシャのゾロアスター教を参考にして、古代ユダヤの思想や神話を統合してユダヤ教が生まれます。
そのころのゾロアスター教は、最高神アフラマズラーによる多神教的一神教で、スパンタマンユをミカエル、アンラマンユをサタンとすれば、初期ユダヤ教との一致点がみえてきます。
その当時のユダヤ教は、ゾロアスター教の地方独自版といったところです。

しかし、ゾロアスター教に大変化が起こります。
アレキサンダー大王によるペルシャ併合により、ギリシャ文化が大量にペルシャに流入し、ヘレニズム時代となります。
ゾロアスター教において、多神教的一神教は、多神教へと変化していつてしまいます。
ヘレニズムの流れは、ユダヤにも襲い掛かりますが、ユダヤではヘレニズムの流れを阻止して多神教的一神教を保持します。
そのへんの事は、ベン・シラを読まれるとよくわかります。
ゾロアスター教が、多神教へと変質したころ、ユダヤ教にも変質が起こります。
キリスト教の誕生と、ローマ帝国での国教化です。
ユダヤ教は、キリスト教の影響をうけ、多神教的一神教から、完全な一神教へと変質します。
キリスト教徒の聖書、旧約聖書をユダヤ教の聖典とし、古代からのユダヤ教の教えを整理し、現在のユダヤ教の元をつくりあげます。

ゾロアスター教、ユダヤ教とも、元々は似ている宗教でしたが、その後のベクトルが正反対の方向であったため、現在では、関係の薄い宗教となっています。

ユダヤ教はまたエジプトから強い影響を受けています
ユダヤ教を完全に成立させたのはエジプト出身のモーセであります

>>136
ユダヤ教って、最初は多神教だったんだってね？

ユダヤ教徒にはなるには

ヘブライ語をしゃべれることが前提

エゼキエル３７の枯れた骨は、アッシリアに捕虜となったイスラエル王国の
末裔と意味あるんか？
ユダの木とエフライムの木が１本になる。死者がゾンビのように生き返ると
ころ見たいな。

クリスチャンでもねーのに教会で式挙げんなよ

ユダヤ教会（シナゴーグ）で結婚式せーよ